府中での耐震対策のヒント1~まずは水~

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NHKで「体感 首都直下地震」(パラレル東京)が放映されて話題になっていますね。ちょうど耐震診断が多かった時期なので、この放映の感想を多く聞けました。

質問で多かったのは、とりあえず何を準備すべきか??様々な放送や書籍などの情報を見ると、東日本大震災など最近の大震災の教訓があまりアテにならないことがわかってきました。

まず、東京を含む首都圏はとてつもなく人口が多く、建物も多く、実は広いです。それでもヘリに当たる地域や、湾岸部などは、物資を運び込む拠点となりやすく、ある程度の速度で物資を運び込むことが可能かもしれません。しかし府中は・・・北は東京の北部だけでなく所沢など埼玉も大都市圏を持っています。西は八王子まで人口が多い地域が広がり、その先は山で物資の輸送には適しません。南は多摩川があるのである程度の自衛隊などの展開は可能と思われますが、橋が壊れると途端に物資の輸送が困難になります。また多摩丘陵が移動の妨げになるだけでなく、多摩ニュータウン等や神奈川の都市も南に広がり、海からの経路が長いです。一番海からの経路が短い東側は東京23区が広がり、こちらからの輸送は非常に困難です。

もし府中がある程度無事であったと仮定しても、輸送路が分断されたら干上がる可能性があるのです。無事じゃなかったら尚更です。また輸送路があったとしても途中の都市で消費され、府中まで届かない可能性も出てくる立地なのです。地盤が良く、東京都心から適度に離れている恵まれた立地である府中の立地があだとなる可能性があります。

ということで個人的にはまず水の確保が最重要課題だと思います。給水車に並ぶのも非常に時間がかかると思いますので、かなり重要だと思います。まずはペットボトルの水。そして重要なのは生活用水。体を拭くにも、トイレを流すのも、洗濯も、ホコリをおさめるのも。そして家庭菜園などやっているとその水もです。というわけで飲料水以外の生活用水も2種類必要です。ある程度きれいな生活用水。これは水道で貯水タンクなどに溜め、定期的に交換すれば大丈夫です。あとはどれくらい溜めるか?です。次にちょっとした火を消すとか、トマトの苗に水をあげるとか、雨水などで大丈夫なもの。雨が降れば雨水を溜めるバケツなどで溜めるのも大切ですが、長期戦になる場合は、雨水タンクなどを自宅に備えて、雨を効率的に溜める設備を設けておくことが重要になると思います。まあ、そう都合よく雨が降るとは思えませんが、長期戦になると重要です。

パラレル東京は、震災後の長期戦に焦点を当ててきています。とりあえず助かると仮定して、次の準備でる水を重要視してみてはいかがでしょうか?それもペットボトルだけでなく生活用水の確保、それも使い道を考えて複数種類を用意するのが良いでしょう。