シロアリに注意。発見出来る季節が近づきました

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こんにちは。

最近、耐震診断していると、小動物とシロアリを発見することが多いです。ただの偶然だと思いますが、私が活動している区域(府中市近辺)で、もしかしたら増えているのかもしれません。

さて、今回はシロアリについて解説します。シロアリは、アリの一種・・・ではなく、どちらかというとゴキブリに近いです(ゴキブリ目シロアリ科)。幼虫が白っぽくて、アリみたいに見えるのでシロアリ、というようです。住宅地では、主に木造家屋に住みつき、木材を食べて生活しています。家の大切な柱や土台を食べてしまいますので、耐久性、耐震性は落ちてしまうので、嫌われています。発見したらすぐに駆除しなければなりません。

 

さて、通常発見できるのは、春だけです。というのも4月~5月頃に、成虫(羽アリ)になって、群飛するからです。比較的に見つけやすいので、その時期は注意してみてください。ちなみに成虫は、色が黒っぽいので違うと判断しやすいですので、写真で撮影してネットなどで調べて確定させてから対策を講じましょう。ただの羽アリのこともありますから。

蟻道の例。木くずが連続しているのが特徴です。

通常は、木の中で生活しているので発見は難しいです。それでも蟻道などで発見できることがあります。

木の中にいるので、通常はなかなか発見できません。

ちなみに、新築時の防蟻剤は通常のものであれば、それほど効果は持続しません。新築だから、安心というわけではありません。その点も注意が必要です。

完全の防備というものは、実はありませんが、通常の木造住宅では以下の点を気をつけてください。

・家の基礎・土台の周りに物を置かない。特に木材は置かない。

シロアリは、湿気や暗い場所を好み、太陽や乾燥は好みません。なので家の周りに物を置かず、通風よくし、乾燥させておけば、近づくリスクは減ります。

・雨漏りや、漏水はすぐに直す

水分を好みますので、雨漏り・漏水は要注意です。ただでさえ木が腐りやすくなったりカビやすくなるのですが、そこにシロアリが来たら・・・ゾッとしますね。特に雨漏りは上から入ってくるので、その水を伝って家中にシロアリが繁殖・・・ということもありますので、要注意です。

・隣に空き家や、家の周囲に物が多い場合は特に気をつける

隣地にシロアリがいる場合は、引っ越してくる危険性が高いので特に注意が必要です。もちろん、いると断定できなくても、空き家や家の周囲に物が多い場合は、いる可能性があるので注意が必要です。特に物を減らし、乾燥状態を保つようにしましょう。またシロアリが嫌いな薬剤などもありますので、出来る限りの防御をしましょう。

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