BIMソフト紹介(2024年度)

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BIMも大分普及してきました。3DCAD的に使うのではなく、かなり本格的に使われてきています。2024年は小規模設計事務所でも導入が進むかと思います。2024年2月6日作成 3月25日更新

フル機能型

Autodesk Revit
世界シェアナンバーワン。他社ソフトとの連携も充実

AutoCADで有名な米オートデスク社開発の、3次元CADで知名度・シェアとも高いBIMソフトです。1997年に他社で開発が始まり2002年にAutoDesk社により買収。年々機能を高めてきました。価格が高いのと、サブスクしかないのが欠点といえば欠点だが、とりあえず購入面以外に死角が少ないので、価格・購入面に問題なければ、Revitを選んでおけば間違いがないといえる。

特徴
部品作成しやすい 豊富な他社連携 全分野に向く シェアが高い
サブスクのみ販売 情報が多い プラグイン豊富 大規模も安心
販売:AUTODESK
ArchiCAD
小さな設計事務所でも人気!

ハンガリーのグラフィソフトが開発した建築CAD。BIM化も比較的早期に始まり、日本ではシェアが高い。日本での広告の多さは有名で、BIMとしての認知度が高い。名前のようにCADから進化してきており、レイヤも使える2DCADとしても使うことができる。小規模の設計事務所でも活用事例が多い。

特徴
CAD的に利用できる 住宅系でも実績 2次元も 小規模で人気
サブスク・買い切り 情報が多い MAC対応 要求スペックが高い
販売:グラフィソフト
GLOOBE
日本の設計風習・法規に強い国産BIM

アーキトレンドシリーズで有名な福井コンピュータの国産BIM。アーキトレンドシリーズとの棲み分けのせいか?木造をあまりプッシュしていないし、機能的にもビル物を狙っている感じがする。チーム機能を内蔵したフル機能の割に安く、サブスク・買い切り両方選べるのが良い。また日本の法令、設計習慣、部品などを取り入れているため、英語文化が苦手な方でも使いやすい。

特徴
比較的安価 国産 国内法規風習 2本目のBIMに
サブスク・買い切り 情報が少ない 点群に強い 国内建材対応多い
販売:福井コンピュータアーキテクト株式会社
i-ARM
BIMから始まる計画ソフト

DRA-CADで有名な建築ピボットのBIM。最初はBIMとして開発が始まりましたが、その後建築計画系のソフトに切り替えたため、いろいろと個性的なソフト。そのためモデリングなどの機能はそれほど高くなく、他のBIMからデータを持ってきて、建築計画、検討・チェックを行ったり、設計初期の検討などに威力を発揮するので、他社との棲み分けははっきりしている。最近では省エネ計算の機能を取り入れたり、機能が肥大化している。

特徴
さまざまな検討が可能 逆日影 省エネも 不要な機能が多い
サブスク BIMとしては未完成 MAC対応 よくわからない
販売:株式会社建築ピボット

機能限定版

Autodesk Revit LT
Revitの機能限定版

AutoCADで有名な米オートデスク社開発の、3次元CADで知名度・シェアとも高いBIMソフトの機能限定版。小規模事務所や個人事務所向け。価格が安価で基本的な建築モデリング機能などは同等なのでコスパが高い。機能的にRevit LTで良ければ、こちらを選ぶと良いです

特徴
Revitと同じ操作性 ネットワーク以外でも制限が多い 建築のみ シェアが高い
サブスクのみ販売 情報が多い 安い 導入向け
販売:AUTODESK
ArchiCAD Solo
個人事業主・小規模設計事務所向け

ArchiCADの機能限定版。チームワーク機能の有無が最大の違い。以前は価格メリットが大きかったのですが、近年それほどでもなくなってきています。ライバルと目されるRevit LTとの価格差も大きいです。しかしフルバージョンの価格比較では、RevitよりArchiCADのほうが安いので悩ましいです。

特徴
CAD的に利用できる 住宅系でも実績 2次元も 小規模で人気
サブスク・買い切り 限定版の割に高い MAC対応 要求スペックが高い
販売:グラフィソフト
BricsCAD BIM
DWG互換CADからの進化

ベルギーのBricsys社の開発のCAD。2D・3D・BIMのすべてをdwgで作成できるのが特徴。BricsCADのBIM対応バージョン。チーム機能はないが、IFCがらみの機能を強化している。CADとしてはDWG互換CADとして高評価で日本でのシェアもあり安心感がある。BIM移行期でDWG互換CADとして使いながらBIMに対応したい場合の候補となる。買い切りにもサブスクにも対応している。

特徴
CAD的に利用できる 日本でも実績 2次元も3次元も 小規模で人気
買い切り・サブスク DWG互換CAD 要求スペックが高い
公式:Briccsys

IFC読み込み可能・BIM連携ソフト・3Dモデリングソフト

SketchUP
操作性が直感的でわかりやすい3Dモデリングソフト

簡単で直感的な操作で人気のあるSketchUP。以前はGoogleが無料で公開していたことから、知名度が高い。今は有料でサブスク。BIMに比べて安価。BIM的にも使える上、建築との親和性も良く、BIMまでは・・・と思う層に人気が高い。プロフェッショナルだとIFC読み書きができるので、よりBIM的に使える。WEBでインストールしなくても使えるバージョンがあるのが強み。

特徴
CAD的に利用できる 日本でも実績 モデリング簡単 Google時代無料
サブスク WEB利用あり
公式:Trimble
Rhinoceros
古参の3次元モデリングソフト

3次元モデリングソフトだが、付属のビジュアルプログラミング言語Grasshopperで更に様々な使い方ができるのが最大の特徴。BIMツールとしては、オプションのVisualARQを使えば、IFCの読み書き他機能強化ができるので、BIM的にも仕様できる。

特徴
NURBS 構造でも人気 R形状得意 Grasshopper
買い切り DWG互換CAD 購入シンプル 比較的低価格
公式:NcNeel(Rhinoceros)