壁量電卓 2025年4月 建築基準法改正の木造住宅の壁量計算に

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2025年4月の4号特例縮小(建築基準法改正)は、ただ単に壁量計算を審査されるというだけでなくルール変更も多く、既存の壁量計算ソフトも使えなくなります。また手計算でやるにも、プランニング段階で素早く壁量を検討したい、との声に応え「壁量電卓」の開発が始まりました。広告入りですが無料で使うことができます。

このアプリは、株式会社なまあず本舗が本ホームページにて公開しております。制作は「Catfishなおうち」が行っております。

ブラウザは、Chromeを推奨します。他のブラウザでも動くと思います。パソコン上からの操作のみ可能です。このアプリを使ってのいかなる損害も保証しませんのでご了承ください。

今後、4分割法への対応など、随時行ってまいりますので、ご愛顧の程よろしくお願いします

壁量電卓Ver1起動

特徴

・WEBベースで開発され、ブラウザで使うことができます。インストール等は不要です。また無料で使うことが出来ます(広告あり)。

・建築計画の初期段階で、CADライクの入力で存在壁量と床面積を出すことができます。

・表計算ツールや早見表で出した必要壁量の係数を入力することによって、必要壁量を満たしているか?確認することができます。

現時点でできること

・一層のみ検討できます。複数検討する際は、別ウインドウを開いて検討してください。

・保存ができますが、保存ボタンを押すと自動ダウロードされます。フォルダは選べません。ファイル名は変更できます。開くときは、そのファイルを開くと作業状態が復元されます。

今後の予定

・4分割法対応と2階建て対応は早期に行う予定です。

 

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<使い方>

リンクをクリックして壁量電卓のアプリ画面を起動します。基本ブラウザ上で動きます。

広告が入っています。画面の左右および下。また上部にPRと書いてあるところです。予めご了承ください。

【ファイルメニュー】

解説ボタンでこのページが開きます。読込ボタンで、保存したファイルを読み込みます。保存ボタンで保存します。保存は「壁量電卓保存ファイル(~).json」といったファイル名で保存されます。名前を変更してもいいですが、拡張子jsonは変更すると開けなくなります。保存場所は直前の操作フォルダになるようですので、御確認ください。保存箇所を指定できません。

【壁の入力・消去】

グリッドに、左クリックで始点、右クリックで終点、最後に壁倍率の数字を入れて耐力壁の入力となります。柱は本バージョンでは不要です。消したい場合は、数字の上を右クリックして消します。n有力するとXYに分けて合計壁量がリアルタイムに集計されます。

【床の入力・消去】

グリッドに、左ドラッグをして、面積を入力します。長方形状に入力し、重複はできません。複雑な形は、複数の長方形をつなげて作ってください。二区画などに分割されてない一括の形を作ってください。こちらも面積体の上で右クリックして消去できます。面積もリアルタイムに集計されます。

【係数の入力】

表計算ツールや早見表で算出した係数を入力しまさす。面積、壁が入力されていれば、必要壁量が自動計算されます。本アプリは、1,2階の区別はありません。それぞれ毎に計算し、OKかどうかを判断します。

【判定】

壁、床、係数を入力すると、必要壁量と、X、Y方向のそれぞれの壁量が計算され、その面積・係数での必要壁量をクリアしているかどうか?自動判定します。青字でOKが出ていればクリアしています。赤字でNGになっていれば、壁量不足です。本バージョンではバランスの検討がありませんので、バランス良く入力してください。後日バランスの検討ができるバージョンを公開予定です。

【グリッド操作】

グリッドは、追加したり、削除したり、グリッド名を変えたり、間隔を変更できます。

グリッド名の上で、左クリックすると、「名前の変更」「削除」「軸追加」のメニューがでます。それぞれ変更できます。軸追加は右のみ可能です。

グリッド間隔(0.910)などの上でダブルクリックすると、グリッド間隔を編集できます。ENTERキーで確定されます。

【その他の操作】

Sキーを押すと、画面が縮小され全体を見やすくなります。もう一回押すと戻ります。縮小時には編集できません。

グリッドの上でマウスのスクロールボタンを押し、別のところでもう一回押すと、その距離を表示します。間隔を知りたいときに重宝する機能です。

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