改正基準案による木造住宅の再計算サービス

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平素は、なまあず本舗設計室をご愛顧いただきありがとうございます。

能登半島地震および千葉沖での地震多発により、耐震診断のお問い合わせが増えています。すべてにおいて精密な診断を行うことが理想ですが、建物が比較的新しかったり、ある程度の耐震性があると見込まれるものにおいて、高額な精密診断というと、そこまで必要なの?と思ってしまいます。またグレーゾーン(2000年まで)の耐震診断には行政の助成金がでることが増えましたが、それ以降はなしという状況は変わりません。

そこで、なまあず本舗設計室では、壁量計算などが適切になされていて金物もついている建物を対象に、2025年改正の新しい建築基準法による壁量計算案(2023年11月発表)により、再計算を行うサービスを2024年4月1日より開始いたします。

従来の壁量計算は、比較的的確ながら断熱材や太陽光パネルなどの重量増により、実際の建物重量より軽く計算されているケースが多く、壁量計算をギリギリにすると、基準法が想定する地震に対しての強さが不足することがあります。また建物形状による差異により不利側に働くこともあります。

本サービスでは、お客様の住宅の壁量計算書、図面一式をお借りし、2025年改正案により計算を行い、適合しているかをチェックし、必要ならアドバイスをするサービスになります。

特にリフォーム・リノベーション前に行うことによって、耐震性を落とさずに工事するためだけでなく、必要なら耐震性を上げていく工事をしていく材料としてもお勧めです。

「改正基準案による木造住宅の再計算サービス」

料金:3万円(+消費税 往復の図面等の郵送費はご負担願います)

対象:2000年改正建築基準法以降の木造2階建ての在来軸組工法の建物(混構造・枠組壁工法・パネル工法・スキップフロア・構造計算で建築された建物を除く)で、壁量計算書が現存し、検査済証があり、増築などをしていないもの。

対象エリア:日本国内(多雪地域は除く)

計算内容:2025年改正の壁量計算案(2023年11月発表)による、必要壁量を求め、現存する壁量計算書と比較を行う。また構造設計者の観点から、その建物の構造計画の欠点などがあれば、指摘を行う。

必要なもの

壁量計算書、平面図、立面図、矩計図もしくは仕上表(+断熱材の仕様)、太陽光パネルの有無(デジカメで写真を撮影して送付いただいても大丈夫です)

申し込みは下記フォームにて

     建築基準法が2025年に改正となり、木造住宅の壁量計算の方式が変わります。基本的には厳しくなるので、従前建てられた建物では、新基準で耐震性が不足する可能性があります。本サービスではお客様の建物の壁量計算書、図面等をお預かりして、2025年改正案(2024年11月公開)に、適合しているかをチェックします。料金は3万円(+消費税)です。申込みは下記フォームからお願いします。追ってこちらから連絡いたします。