耐震補強にピカイチの材料がない

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おはようございます。風も強く寒い朝になりましたが、日差しは暖かです。

さて、今年は数多くの耐震診断・補強を行ってきました。そのため数多くの部材を利用することになりました。現場からも様々な意見をいただきました。

外に目を向けると施工店によっては、同じ施工材料ばかり使っているところもありました。設計事務所も同様です。施工効率は、同じ材料で多く行った方が良いですから、これはこれで良い方法なのですが、困ったことに、万能でどんなシーンでも使える万能薬のような部材はないのです。金物もコーナー系とプレート系がありますし、壁も真壁・大壁あります。仕上げの種類によって選択肢もまた増えてきます。天井の懐は?受け材の状況は?水まわりかどうか?防火性は??・・・それを考えるのが仕事といえば仕事なんですがね。結構大変なのです。

というわけで日頃からいろいろな材料に触れて、資料を見て使い道を考える・・・という努力は必要ですね。適材適所といきたいところです。