こんばんは!!
来週は年末最後の週なので、実質今週で仕事は片付けなければなりません。年内に終わらせなければならない仕事多すぎ!!サボっているつもりはないのですが、なかなか終わりません。景気も良くないわけですから、早く終わらせて次に行かなければならないのに・・・。
さて、自由民主党による新しい政権は、建設・住宅分野においても既に提言しています(もちろん他党もそうなんですけど、とりあえず政権とったから一番影響がありそう・・・ということで今回紹介します)。公共工事もそうです。まあ公共工事とは無縁の住宅業界では、自民党の政権公約や、政策集をみると、「ストック社会」というキーワードが浮かびあがります。また「国民の生命と財産を守る」といっているわけで(当たり前といえば当たり前ですが)、防災対策も当然考えています。新築だけでなく、リフォームを促進し、中古住宅の流通も視野にいれています。まあ200年住宅・長期優良住宅への流れを作った政党ですから、その続きなんでしょうね。消費税アップがあるわけですから、こっちもしっかりフォローということでしょうか??このストック社会に関する記述は政策集の255にありますが、なかなか奥深い話です。文章は短いものの、今後に向けてのキーワードが多彩です。国産材の活用や、中小工務店の技術向上支援、書類手続きの簡素化など、短いながらも踏み込んでいますね。政府に期待するだけでなく、業界の人間がこれから目指すべき姿、努力していくべき姿でもあります。
エコハウスについても言及していますが、これは2030年までに「新築の公共建築物のエコハウス化を大きく進め、建築物のゼロ・エミッション化を加速」という部分と、断熱住宅を新築住宅の80%にする・・・といった中途半端かつ少ない記述になっています。住宅は数が多いわけで、この部分の省エネ化は重要です。
選挙前に読めなかった人も、今の政治がどの方向に向かうのか?きちんと見ておいた方が良いと思います。まあ、政治が思う方向に行かないのは知っての通りなんですが。原発など難しい問題は今後も議論が必要だと思いますが、住宅政策における「ストック社会」や「エコハウス」の考え方は、大筋時代の流れと一致していると思います。我々も努力していかねば、と思っております。