最近は、若干遠めの少し大きめのビルも耐震診断を行っています。先週はAビルの現地調査でした。非常にセキュリティの高いビルなのでいろいろ大変でした。半年くらい準備もかかりましたし。
劣化などを目視で確認し、事前調査で定めたポイントのコア抜きを行います。
このようにぽっかりと穴が空きます。もちろんこのあと補修しました。
事前準備がしっかりしていたので比較的短時間で終わりました。耐震診断の現地調査もそれなりのスキルが要求されますが、実際は図面を作ったり、役所の申請を行ったり、書類を作ったり、計算したり・・・現地での調査だけでなく膨大な作業があります。ビルはどれ一つ同じ物はありません(似たものはありますが)。我々の判断ミスで建物の欠陥を発見出来ない場合も出てきますので、慎重に行わなければなりません。
今シーズンはたくさん診断を行いました。また補強設計も並行して行っております。1件1件慎重に行っているので納期が遅れがちでしたが、最近ようやく軌道にのり予定通り行くようなりはじめました。春先からはだいぶ空きがでてきますので、今から耐震診断・補強を考えている皆様、ぜひご相談ください。