こんにちは。あっという間に3月を迎えました。日差しが暖かくなってきましたね。
今日は、最近のなまあず本舗設計室の業務風景を紹介します。
寝っ転がって写真を撮っていますが遊んでいるわけではありません!!これはドアの下にアンダーカットという隙間を設けているのですが、それを確認した証拠写真を撮影しているのです。シックハウス対策で室内の空気の循環するために設けています。設計時に指定していますがきちんと施工されているか確認するのです。左手に持っている物はホワイトボードで位置や日付や内容など記載しています。1人で撮影できるスグレモノです(2016年3月 I様邸新築工事にて)。
何か板の上で真剣に眺めていますが、こちらも遊んでいるわけではありません。真北測定器を利用して敷地から見た真北を測定しているのです。太陽の影から北を出すのです。なので太陽が出ていないとできません!!当日は曇りでなかなか太陽が出ないで苦労しました(涙)。薄日でも影ができれば・・・なのですが意外と薄日では影ができません・・・。20分ごとに線を引いていき・・・という地道な作業です。寒くても暑くても結構辛い作業です。(2016年2月 O様邸新築工事にて)
こちらは、サーモグラフィーを使用して耐震診断・劣化調査を行っています。色が赤いほど温度が高く、青いほど温度が低いです。あくまで温度を測定する道具ですが、うまく使えば筋かいの有無、雨漏りの特定、断熱材の施工状況などを非破壊で調査することができます。なまあず本舗設計室ではサーモグラフィーを常備しているため迅速に調査が可能です。(2016年2月 H様邸耐震診断)
設計業務の他に、付随する業務はたくさんありますね。なまあず本舗設計室は、通常の設計事務所より自分たちの手で行うことが多い事務所です。意外と面倒な作業は外注してしまう設計事務所が多いですから、意外と稀少な設計事務所なのかもしれませんね。