こんにちは。
能登半島地震以来、大きな地震がこないです。これは非常に良いことです。そしてあれほど多かった耐震診断も今年は依頼が少ないです。落ち着いて良い感じに思えます。
しかし・・・地震対策をおざなりにしてはいけません。特に、水・食料は劣化していきます。地震のときに買いだめしても、既に古くなって・・・なんてことはよくあります。
そこでローリングストックをお勧めします。
今日からできる食品備蓄。ローリングストックの始め方 | 政府広報オンライン
簡単にいうと、備蓄をしているものを、悪くなる前に消費し、補充する。のローテーションです。悪くなったら捨てるしかないのですが、そうなる前に、消費し、回転させていきます。非常食はキャンプなどで使えますし、水なんかもローテーションしていけば、古くて飲めない、なんてことは防げます。多少面倒ではありますが、ぜひローテーションしていきましょう。
なぜそんなことをいうか?というと耐震診断で訪問した家で、消費期限を大幅にすぎたペットボトルの水や食料を、数多く見かけるからです。特に倉庫などにしまい込むと、なかなか出てきませんね。
お勧めするのは、新しい備蓄品を買ってきたら、古いものを前にだして、一番前に古いものが来るようにすることです。ペットボトルなどは特に有効です。常に必要数が満たされる状態になりますし、古くて使えない、なんてこともなくなります。特に乳幼児や老人がいる家庭では、備蓄の新鮮度が重要になることがあります(それ以外でもですけど)。
なお、水は問題ないのですが、食べ物は震災などでは、必ず飽きます。同じ物をたくさん揃えないで、できるだけバリエーションを増やしましょう。かんぱんはたまに食べれば美味しいですけど、毎日ではキツいです。もちろん飢えるよりはいいのですが。
ちなみに、なまあずでは、駄菓子屋なまあずがローリングストックしているような状態になっています。古いものから売っているわけではないですが、売れていれば新しいものを仕入れるわけで。ローリングストックとは違いますが、非常時には役に立つかもしれません。
わが家では、今年から、玄米フレークとコーンフレークを備蓄で加えました。米の値段が上がっているので代替品もいろいろ試しているのですが、玄米フレークはローテーションに向きますし、軽いということもありますので買ってきやすいです。自分なりにいろいろ試してみてはいかがでしょうか?