おはようございます。
ゴールデンウィークが終わり、府中市はくらやみ祭も終わり、いよいよ夏・・・と思いきや、
寒い!!
ですね。暖房ちょっとつけたい気分です。皆様も上着やジャンバーをお忘れ無く!!
さて、今日は府中市の耐震関連の助成金の中でイマイチ知られていないけど、便利な耐震除却の助成金についてです。
府中市では耐震性の低い古い住宅向けに耐震診断や耐震改修の助成金が出ます。しかし
「古い住宅を補強したってどうせ新築にはかなわないでしょ??」
と思う方も多いと思います。また古くなったので改修か新築か?迷われる方も多いかと。
そんな場合に利用して欲しいのが耐震除却の助成金です。
対象は耐震診断と同じで昭和56年5月31日以前に建築された市内の一戸建て住宅です(詳しくは市にお問い合わせください)。ポイントは診断を行って、評点が1.0未満であることを確認しなければならない点です。そのためちょっと時間がかかりますし面倒・・・です。
でも意外とお得なのです。
まず診断が20万円(これは建物の面積等で異なる)かかったとして、12万円助成がでます。実質8万円の負担です。
そして評点が1.0未満を確認できれば、耐震除却の申請をだします。助成額は除却費用の2分の1で限度額50万円です。余程小さな平屋でも無い限り100万円以上除却額はかかりますので、これを利用するとほぼ50万円出ます。すると診断の金額負担との差額で50万ー8万=42万と、かなりお得に取り壊すことが出来ます。
当然先に壊してしまっては助成金は出ませんのでご注意を。診断も市の助成金を使った診断が必要です。詳しくはお問い合わせください。
さて、壊したがいいが、建てる業者に制限があるの??と思うかもしれませんが、助成金はあくまで壊すまで。建てる業者には制限がありません。なまあず本舗でも良いし、ハウスメーカーでも大丈夫です。
市から見ても古い建物を耐震補強行うよりも、新築を建てたほうが耐震性や耐火性含め有利なことが多いのでこのような制度があるんでしょうね。また補強しようか新築にしようか悩んでいる人にとっても良い判断材料になると思います。
新築か?リフォームか??悩んでいる場合、ぜひ耐震診断を行ってみましょう。