近所で火事

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おはようございます。本日から9月です。気温も落ち着いてきていますが、まだまだ暑いです。新型コロナ渦でようやく快適な季節が訪れそうです。感染者も少しずつですが減少傾向です。このまま頑張って、新型コロナに打ち勝ちましょう。

さて、世の中にはいろいろな災害があります。なまあず本舗では、地震に強い家の設計を全面に出していますが、他にも災害はあります。どの災害にもある程度強い家は必要です。本日は防災の日ということで、関東大震災の発生日というだけでなく台風など災害が多い時節ですので、これを機に考えて行きたいものです。

先日、駄菓子屋なまあずの近所(府中市美好町)で、火事がありました。夜、テレビを見ていたら、急に消防車の音が。窓を開けてみると焦げ臭い臭いが・・・。最近の住宅は気密性が良いので、気がつくのが遅くなりがちですね。ゾッとしました。幸い、延焼するような距離ではなく、風の流れで臭いが届いたようでした。消防隊員がすぐに駆けつけ消火にあたってくれました。消防車がたくさんきて、物々しい感じでした。

今回の火事の詳細は省略しますが、火災の原因は様々。昔に比べて住宅は火災に強くなってきてはいますが、燃え広がり始めたら消すのは至難の業。2016年の糸魚川市の大規模火災などは、約30時間も続き広範囲が焼けてしまいました。まずは火を出さないこと、古い家電やOAタップは、切り替えること、初期消火の道具を用意しておくこと、が大切です。消化器も期限があります。最近はコンパクトで期限が長い初期消火用の家庭用消火器もありますので、そういったものを用意しておきましょう。

火事は鎮火しても臭いが残ります。今回はそれほど燃え広がりませんでしたが、それでも現場付近を通ると臭いが気になります。現場検証も含め元の生活に戻るのには時間がかかると思います。くれぐれもご注意ください。決して他人事ではありません。

住宅を燃えにくくすることは、費用が多くかかる割に効果が低いので、火災対策でリフォームはあまりお勧めできません。やるとしたら古い家屋の木外壁をサイディングに変えるといったことは効果があります。そこまでしなくても、家の周囲のものを減らす、物を置かない。日曜大工的に木で作った建物周囲の収納などの撤去、屋外に露出している木部を被覆などは効果があります。火を出さないことも大切ですが、住宅で対策するのは、他からの火災の延焼をできるだけ遅らせることも大切です。

今回は、火災について書きましたが、他の災害に関してもできることから、対策を始めましょう。なまあず本舗設計室では、地震に強い家を広げることを第1目標にやってきています。季節的に耐震診断しやすい頃合いとなっています。不安に感じたらご相談ください。