こんにちは。もう6月ですね。1年の折り返し地点です。そう考えると早いですね(自分がそう感じるだけか?)。
おかげさまで耐震診断や耐震補強の相談を多数受けております。なかなか忙しくて対応できる案件が少なくご迷惑をおかけしております。夏から秋にかけては空いてきていますので、ご用命いただければと思います。
さて、2025年の建築基準法改正は、耐震面でも断熱面でも、最低基準である基準法の底上げでかなりパワーアップしています。しかし過去に建てたうちの建物は・・・と感じている、そこのアナタ!耐震補強と断熱リフォームを同時に行うことをお勧めします。
2025年の建築基準法改正は、リフォームにも影響があり、いわゆるスケルトンリフォームなど、屋根や外壁をすべて剥がして行うリフォームには、確認申請が必要になります(屋根の部材だけの交換は可能)。しかし内壁・天井に関しては制限がないので、建物内側からの耐震補強と断熱リフォームは相性が良いのです。
部分的に補強を行うと、基礎の補強が必須になりますし、大きな金物をつけなければならず、設計が難しいのですが、内壁を取り払い、それほど強くない壁をきちんと施工すれば、基礎の補強もなくすことが可能だったり、金物も小さくなりますので、結果的に価格を抑えられることがあります。もちろん断熱性能は一気に上がります。床はすべて剥がすと確認申請が必要になりますので、面積を考えながら提案いたします。
通常は、床・壁・天井の断熱材を入れて、窓を断熱窓に変えるもしくは内窓をつけることで、劇的に冷暖房の効果が変わります。耐震性をあげ、快適さも手に入れられる断熱耐震リフォームを、なまあず本舗設計室は推奨しておりますので、ぜひご用命ください。