地震対策に地盤置換工法という考え方

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こんにちは!!海外でも大きな地震が頻発していて心配!ということもありますが、再び地震に注目が集まり始めました。

といっても新築で家を建てれば安心!と思っている人と、どんなに対策をしても心配!という声もあります。

特に地盤が悪いところに建てざるを得ない場合は、神経質になりがちです。しかしきちんとした知識がないと、効果があるか疑問なものに手を出してしまうこともあります。

上物の耐震性をあまり上げられない場合、個人住宅ではあまり対策は多くありません。制震ダンパーなどの効果は限定的ですし、免震は効果です。そこでお勧めしたいのは、地盤置換工法コロンブスです。

コロンブスは、軟弱地盤である表層土を取り除いて、軽量な発泡スチロール状のジオフォーム敷き詰める本来は地盤改良に位置する1つの工法です。ジオフォームの寿命に不安を覚える人もいるようですが、工業用で多くの実績があり寿命も長いのでそこは心配ありません。メリットとしては、床下の断熱効果が高まることなどもありますが、液状化対策や沈下対策だけでなく地震の揺れ・交通振動などを低減させる働きがあることです。

通常の地盤改良は地震の揺れの改善にはあまりならないのが普通ですが、コロンブスは緩衝材としての働きがあるうえ、地震動の低減も果たします。よって建物の強度が同じ場合でも地震の影響を受けにくくなります。免震と異なり仕組みがシンプルで故障の可能性が限りなく低くメンテナンスフリーなので個人住宅にも向きます。

欠点としては、通常の地盤改良より高い事。しかし交通の激しい所などでは効果が絶大なので採用する価値はあります。地盤が悪いところも同様です。上部で地震対策をすることも重要ですがやっぱり地盤から何とかしたい!という方にお勧めです。

コロンブス工法についてはこちらのホームページをご覧ください