阪神大震災と新耐震の調査器具

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おはようございます。

阪神淡路大震災から30年経ちました。私も30年前は大学生でしたが、時間が経つのは早いものです。この震災後も多くの巨大地震が日本を襲いましたが、大都市を襲った・・・という点ではそれ以降ありません。なので風化させずに伝えていきたいものです。テレビなどで特集していますので、ぜひご覧ください。

さて、当時旧耐震基準で建てられた住宅が危険といわれました。国主導のもとかなり旧耐震基準の建物は減ってきています。建て替えや補強によってずいぶん耐震化が進みました。現在はグレーゾーンといわれる、旧耐震基準以降で2000年の金物等の基準導入以前の建物の耐震化を進めていくようです。しかしながら旧耐震とは違った難しさもあり、調査器具なども工夫が必要です。そこで、なまあず本舗設計室では、新たに調査器具を導入しました。

レーザー距離計です。室内の幅や天井を図るために導入していました。写真の下は従来つかっていたもので、両方向からレーザーがでるので、壁や床などにつけなくても測定出来る優れものでした。今回こちらが壊れた為、新しいのを導入しました。デジタル表示で非常にわかりやすく、電池も充電式で操作しやすくなりました。新耐震では複雑な形状の部屋が増え、大壁が増えるので威力を発揮するでしょう。

超小型カメラです。赤外線でくらやみでも撮影できます。また小型なので狭いところの調査も得意としています。赤外線投光器を使えば広範囲に撮影出来、またスマホの画面から撮影を確認できるので重宝します。

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ファイバースコープです。大壁仕様のグレーゾーンの住宅はどうしても調査出来る箇所が限られてきます。壁などにちょっとの穴で内部を調査できるため重宝します。この機種は先端だけでなく横にもカメラがついており切り替えて使えるため非常にお勧めです。もちろん先端は防水ですし非常に安価です。

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濡れたパイプや水中での使用も可能です。オイルなどの汚れが付着した時にも防水であれば洗うことができます。ケーブルは形状固定タイプで操作がしやすく、好みの角度で固定することができます。障害物があった場合、ソフトタイプだとそこで詰まってしまいそれ...

よりよい診断を行うために、今後も研究や道具選定を続けていきたいと思っております。

 

 

 

 

 

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