新耐震基準の木造住宅の耐震診断

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おはようございます。なまあず本舗では、木造住宅の耐震診断を多く行ってきました。地震に対して危険といわれる旧耐震(昭和56年以前)の木造住宅はもちろん、2010年代の比較的新しい木造住宅も多く診断してきました。

旧耐震の木造住宅はほとんど耐震性不足していました。その理由は、耐震性を決定する重要な要素である壁(耐力壁)不足です。基準が今より低かったのも問題ですが、その基準すら守っていない住宅が多いのです。

では、新耐震はどうか?悲しいことに、基準を守っていない住宅がたくさんありました。その傾向は2000年代まで続きました。そのため比較的新しい住宅でも耐震診断は有用だと思っています。

この写真は、平成12年築の住宅です。ホールダウン金物、アンカーボルト、筋かい金物がきちんと施工されています。このような木造住宅は意外と希です。実際は、筋かいに金物がついていなかったり、柱頭柱脚の金物が施工されていなかったりと、意外と新耐震の木造住宅でも不備が目立ちます。

筋かいが桁や柱に届いていない不備

東京都では、金物のルールが不備であった平成12年までの木造住宅の診断・補強を本格的に行う事に決めて、自治体ではその年代までの木造住宅の耐震診断・補強に助成金を出しはじめました。来年度には更に増えると思います。非常に喜ばしいことですが、平成12年以降も危険な木造住宅があることから、別に年代を区切る必要はないのでは?と思います。

なまあず本舗設計室では、年代に拘わらず木造住宅の耐震診断を受けています。またツーバイフォーや混構造、木造3階建てもやっております。それぞれ補強実績もございます。もし振動などが多いな、耐震性が不足しているかも?と感じましたら、気軽にご相談ください。

2023年12月23日と24日に、ZOOMでも木造住宅の耐震ZOOM相談会を実施いたします。無料で1時間相談できます。年末クリスマス時期に家のことを真面目に考えていらっしゃる方、ぜひご相談くださいませ。申し込みは以下のフォームから。先着順になります(内容によりお断りする場合もあります。予めご了承ください)。

木造住宅の建物の揺れ 耐震Zoom相談会

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    4月1日(月)19時~20時4月6日(土)10時~11時4月8日(月)19時~20時4月22日(月)19時~20時