3D構造図の研究

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おはようございます。年の瀬も迫ってきて何かと慌ただしくなってきました。なまあずショップは年末商戦に突入。人気のスタンプを大量仕入れして現在検品・陳列中です。非常に在庫が多くなっているので是非ご利用ください。

さて、なまあず本舗設計室の現在研究中のテーマに3D構造図というのがあります。

通常図面は2Dです。平面図とか立面図とか。お客様向けにパースを書くことがありますが、実際の設計・工事の図面はすべて2Dです。しかしわかりにくいのが欠点です。そのため指示も多くなり、質問も多く、いろいろと大変です。それでも意匠面は展開図などわかりやすい図面があるのですが、構造には皆無です。

構造に強い設計事務所として、これはいかん!と3Dでわかりやすい構造図面の研究に着手しました。ちなみに印刷用紙も吟味し屋外で使いやすい(防水で傷みにくい)ものを準備中という力の入れようです。BIM化、コンピュータ化とはいえ、現実的には現場では紙図面が主流ですし、今後も変わらないと思います。紙の良さを十分に活かし、わかりやすい図面を作ることも設計事務所の責務です。お客様にもわかる図面というのを作る必要性があると思います。

プロが使う道具・・・と思っていましたが、現場の図面を読む時間はありません。これは能力の問題ではなく、図面がA3と小さく、読みにくいことも起因していますし、図面にいろいろな情報を書き込みすぎという設計側の問題もあるのです。設計側もそろそろ現場重視、お客様重視の図面を作っていかなければと思っています。

現在研究中の3D構造図は春先から開始する案件より投入予定です。