当社のパソコン遍歴(Windows以前)

この記事は約3分で読めます。

おはようございます。なまあず本舗設計室は前身の設計事務所と通算するともうすぐ50周年を迎えます。長年営業してきた理由の1つが早期に業務をコンピュータ化したことです。先代たちの記録をもとに、Windowsパソコンを導入する前の昔の記録を公開します。

PC9801以前

BX-1(キャノン) 1980年頃

構造計算で活用した、とんでもない高価な名機。一行のディスプレイで、子供だった私はラーメンしか読み取れませんでした(汗)。当事務所のコンピュータ化を開始した記念すべきマシン。引退後、私が小学生のとき、ベーシックを覚えるパソコンになりました。プリンター付で、プログラムで印刷できることに感動しました。まあすぐに飽きましたけど。数百万もしたらしいです。

その後、SEIKOのパソコン(名称不明9100だったような)など導入。BX-1と違い短命に終わりました。

PC9801時代

PC9801F2

5インチフロッピーディスクを搭載した、初期の98の名機。2DDまでしか対応していませんでしたので、容量が不安でした。音源もついておらず、メモリも少なかったです。また導入当時はモノクロディスプレイでしたが、画面が精彩で驚いたものです。初めてのパソコンゲームとして「ゼビウス」を買ってもらい、パソコンキーボードで夢中に遊んだことを覚えています。その後、ロードランナー、信長の野望全国版などをこのパソコンで遊びました。お下がりとして現役引退後、自宅に引き取り、友達と信長の野望全国版を8人プレイしたのは良い思い出です。

PC9801VM2

CPUのV30を搭載し高速化し、2HDのフロッピーを搭載した代表的な98。16色ボードをオプションで搭載しました。ディスプレイもカラー化してキレイでした。CADのまどり君などで活躍。ワープロも松を活用し、非常に長く使いました。引退後は私が長くゲーム機として使用しました。

PC9801VX4

初のハードディスク内蔵機。非常に便利で革新的!と感じました。CPUもインテルの80286。スピードよりもハードディスクの便利さを感じ、仕事で本格的にパソコンを使えるという手応えを感じたパソコンでした。構造計算でも活躍し始めました。

PC9801DA2

初の32ビット機。数値演算コプロセッサを搭載し、CADなども本格的に活用できるパソコンでした。このころにはいろいろなソフトが稼働するようになり、特にアーキトレンドが大活躍したパソコンでした。この頃になると、会社のパソコンのメンテナンスを行うようになりました。

PC9801BX4

パソコンが低価格化したのを機に導入。486(amdでした)を搭載し、非常に速くなったイメージがありました。なんかちゃちくなったのが残念でした。初のwindowsを入れたパソコンでもありますが、通常はMS-DOS3.3Dを使っていました。

さすがに30年以上前の記憶なので、そこまではっきり覚えていませんが、これからコンピューターで仕事をするんだろうな、と子どもながらに思って見ていました。次々に高価なコンピューターを導入する社長に羨望のまなざしを向けていましたね。