模型震動実験設備導入

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おはようございます。

正月ボケは抜けましたか?例年よりお休みを長く取られた方がいらっしゃったとか、いなかったとか。新型コロナウイルスの影響が深刻化している現状、例年通りには行きませんね。

昨日は、耐震診断から帰るときに旧甲州街道を通ってきたのですが、大國魂神社には多くの振り袖姿の新成人がいました。府中市は成人式は集合では行えなかったそうですが、写真だけとか、友達とあったりなどはしていたようです。人生の節目ですからちょっと可哀想ですね・・・。

さて、なまあず本舗は令和3年に入り、新しい機械を導入しました。

はい。「じしん君 mini」という、小型の地震発生装置です。機械というより実験器具に近いですね。名前からは想像できないこの器具は

・1軸(水平方向)のみ加振でき、長周期~短周期までの揺れを実現できます。これによりビルなどの固有周期が違う建物の揺れを再現できたり、偏心モデル、金物の効果の実験なども可能です。小さな模型しか揺らせないのが欠点ですが小型軽量で扱いやすいです。地震を震度でしか理解していない方向けの実験動画を公開していこうと思います。またこの実験の成果を設計に活かしていけたらと思っております。

 

メーカーの紹介動画です。地震の周期により、建物の揺れ方が大きく変わるのが衝撃的です。

簡単なレビューです。まだ調整が終わっていませんが、かなり面白い実験が出来そうです。偏心率の建物の影響が、壁量計算レベルではないことがわかるのが貴重です。

なまあず日記style&Catfishなおうち

上記youtubeチャンネルで耐震・構造がらみの動画を公開しています。じしん君 miniだけでなく、Mola Structural kitや構造計算ソフトなどの動画を公開中です。

今年は、新型コロナウイルスもあり、なかなか見学などできませんので、実験を数多く行おうと思っております。お楽しみに!!