3Dプリンターの住宅について

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こんにちは。今週は雨が多いですね。そして気温もようやく最高気温30度を切ってきました。これから涼しくなってくれるのでしょうか??

さて、最近3Dプリンターで作る住宅の質問を受けます。みなさま興味をお持ちなんですね。

個人的にも興味を持っていますが、現状だけ考えると、まだ一般的になるには時間がかかると思います。

技術的な問題はもちろん、法的、価格的な問題が数多く残っていますので。

3Dプリンター住宅の550万円住宅の人気が伝わってきます。ただし、詳細に見ていくと

・基礎は普通の基礎(3Dプリンター製ではない)

・屋根は木造

・現地で印刷するのではなく、別な場所で作って運ぶ

と、世間が思っているイメージとは違います。それでも安価になるのは、人の手を使って作る部分が減り、省力化できるからです。また最短2日で作れるので、回転もいいですね。1LDKとはいえ、需要があると思います。動画でみるとすごいな、と思います。

今後は、現地で印刷できるのか?大型化や二階建ては、とかが課題になってくるかと思います。小さいからこそ、運搬ができるということが今回発売のモデルにはあると思いますので。上記の動画で、作っている風景をみれば、一般的なプレハブと変わらないわけです。プレハブと違う部分は、工場で作る時間と手間が圧倒的に少ないということです。そのかわりプレハブほど、完成度は高くありませんが。

廃材がでないとか、メリットも多数あります。今後も期待の構法です。

上記のニュース時点で1000件を超える受注を受けているそうで、今後の普及が楽しみです。そのうち設計事務所が設計を3DCADでやってしまって、そのデータでそのままプリントアウトして建設できる時代が来そうです。