宮城県北部地震(2003年) 地震の思い出

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山根
山根

こんにちは。ここで過去に当事務所の人間が訪問した大地震の被災地のお話をしたいと思います。

山根
山根

まずは2003年の宮城県北部地震です。この地震はそれほど有名ではありませんが、震度6が1日3回(6強1回、6弱2回)発生したということで、当時は話題になりました。

なまずく先生
なまずく先生

2003年7月26日に発生しました。耐震診断や地震に興味を持ち始めてからの初めての地震だったので、すぐに現地に行きました。今思うと迷惑な行動だったと反省しています。

山根
山根

震度6が発生した割にマグニチュードは最大で6.4と小さいです。これは震源が極めて浅かった(12キロ)ことに起因しています。そのため非常に狭い範囲のみ大きな揺れが観測されました。

なまずく先生
なまずく先生

そのため、行ってみると被災地にかなり近いところでも、それほど被害がないように見えました。そして急に被害が大きい地域があり、車で見て回ると、すぐにそれほど被害がない地域に至りました。

なまずく先生
なまずく先生

倒壊した家屋は多数目撃しました。地域性もあり瓦屋根の家が多かったです。

山根
山根

家屋全壊は1276棟にのぼり、半壊も3809棟、負傷者も677人出ながら、死者は出ませんでした。これは、前震で警戒感が高まったからとも言われています。

なまずく先生
なまずく先生

ブロック塀等の崩壊も多く見られ、非常に危険だなと感じました。

なまずく先生
なまずく先生

どうしてもマグニチュード7以上の大きな地震の被害を考えてしまいますが、震源が浅くて近ければマグニチュード6前半でも油断はできません。しかも繰り返しの地震では、建物が少しづつ弱くなって倒れる可能性も高くなります。この地震はそのような教訓を残した地震でした。

参考:宮城県北部地震(wikipedia)

なまずく先生、山根は、なまずくの耐震事件簿に出てくる架空のキャラクターです。