木造住宅の耐震補強設計

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こんにちは!今日の東京は雨が降ったり止んだり、強風が吹いたり・・・何だか荒れていますね。皆様いかがお過ごしでしょうか?

さて、木造耐震診断が多いと、ブログに書いていますが、診断が多ければ耐震補強の案件も増えてきます。診断は客観的に見ればいいわけで、住んでいる方の希望などは関係ありません。しかし補強は違います。住んでいる方の希望、予算を聞いて設計しなければなりません。そのため難易度がぐっと上がります。上がっていないと感じている人もいるかもしれませんが、通常のリフォームと異なり、変な設計を行ったとしても、工事完了時には気がつきません。地震が来たら発覚すると思いますが。そのため気を抜いて設計・・・ということもあるかもしれません。

私は耐震補強は、かなり神経を使います。調査結果だけで判断できるほどの材料がないからです。そしてお客様の要望にあった補強案を作ることは容易ではないです。特に予算は・・・そして補強して良い場所・・・。お話しを伺いながら、できるだけ要望に添える形で設計します。補強設計も時間がかかるのです。ソフトに入れて・・・・というだけなら簡単なのですが・・・そんな簡単な話ではありません。評点を上げることだけに注力するほど単純であれば楽なのですが・・・。

今日も一日かけて、補強案を二つ作りました。気に入って貰えればいいな。