悪質リフォームにあわないためのアドバイス

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こんにちは。あっという間に年末が近づいてきました。来年に向けてリフォームを考えている方も多いかと思います。

今回は悪質リフォームの種類と対策についてお話しします。

悪質リフォームは悪質リフォーム会社によって発生すると思っている方がいるかもしれませんが、実際は違います。

通常、良い仕事をしている業者であっても発生することがあります。しかしその確率はやはり低く、業者の選定が悪質リフォームにあわないために重要となっております。

では悪質とはどのようなケースがあるのでしょうか?

・そもそも詐欺。言っていることとやっていることが違うリフォーム

・何らかのトラブルをかかえたまま完成してしまったリフォーム

・金額的に、割高すぎるリフォーム

・金額提示は安価で、契約後に金額をつり上げたり、別途工事を強引に進めたりする業者のリフォーム

などなどです。現在、部材の価格が急騰しているため、金額的に高い!と感じるリフォームが確かに増えていますが、それらは仕方がないいうえ悪質でもないので違います。ただ、部材の高騰をネタに、さらに金額をつり上げている悪質な業者もいるので注意が必要です。特にこのタイミング、何が価格の基準なのかが非常にわかりにくいのが難点です。業者的な観点でもこの価格で提示して大丈夫かな?と相談を受けるくらいですから。皆疑心暗鬼になっているんでしょうね。

こんな状況ですから、付加価値で価格を少しでも上げたいということで、簡単な工事をどんどん追加していくのも悪質性が高いです。しかも善意の可能性もあるので、見分けにくいです。こちらの対応次第で相手も悪質になる可能性もあるのです。よく見て判断しましょう。

そこで簡単なアドバイスです。まずリフォームで使える金額を予め決めておき、その金額を絶対変えないことが大事です。業者にそれ以上は絶対出さないことを言って、そして何か美味しい話があっても絶対に乗らない信念が大切です。そしてその金額で出来ない場合は一旦諦める。これが大切です。ある程度粘って代替案を作って貰うことは重要ですが、粘って粘って値切っても、どこかで手を抜かれる可能性が高いです。建物の工事で手を抜かなくても養生や安全に係わる部分で抜かれる可能性が高いです。

金額を予め決めるに当たっては情報収集も必要です。ある程度根拠のある数字を作っておくと良いでしょう。そのためには雑誌やネットの情報も参考になります。ただしあまり鵜呑みにしないほうが賢明です。