9月の耐震診断はお早めに

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おはようございます。今朝は早く起きて部屋の掃除などを行いました。昼間は暑くても朝晩は涼しくなってきましたね。日が昇るのも明らかに遅くなってきましたし。朝晩は秋を感じます。

さて、9月1日は防災の日。関東大震災が発生した日です。1923年(大正12年)9月1日午前11時58分に発生したM7.9という巨大地震です。火災が有名であり、地震自体にあまりスポットが当たりませんでしたが、近年だいぶ解明されてきました。やはり恐ろしい地震で、今発生でもしたら、とんでもない被害が発生することは間違いないです。耐震基準が上がったといっても、自然のエネルギーの膨大さは、東日本大震災を見るまでもなく明らかです。そしてその災いは様々なところに連鎖します。なので完全に防ぐことは考えない方が良いです。お問い合わせで「震度7でも大丈夫か?」などとよく尋ねられますが、その質問自体がナンセンスです。人間の力を過信してはいけません。

しかし、人の予想を超えた本当の意味での「想定外」は、やはりそんなに発生するものではありません。少なくとも過去の経験から対応できることが多いのも事実で、最低限それを目指しておけば、ある程度のリスクは回避できるのです。木造住宅の耐震性でいえば、建築基準法や、耐震診断の評点1.0が該当します。それが最低限。そしてもう少し安全性を!ということであれば、耐震等級3や、耐震診断の評点1.5程度は目指してもいいかもしれません。

さて、9月は毎年耐震診断のお申込が多い時期です。もちろん防災の日関連のニュースが多く、地震関連の特集も組まれるため、ということもあります。また暑さも少しおさまり、過ごしやすくなることもあります。そのため混雑し、お待たせすることもあります。もし耐震診断をお考えの方は、早めにお申込くださるようお願いいたします。