おはようございます!梅雨が明けてから暑い日が続きますね。夏好きの私もちょっとバテ気味ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか?もう少し体が暑さに慣れれば大丈夫だと思うのですが、まだ慣れていない方が多いと思います。無理せず十分体に気をつけてください。
さて、美好町計画は7月23日に上棟式を迎えました。その様子を紹介いたします。
当日は、早朝からたくさんの職人さんたちが集まりました。前日のうちにトラスを組み立てて床に並べておきます。こうやって見るとトラスは巨大ですね。そして材木をたくさん積んだ車もスタンバイ!
クレーンを使って一気に材料を敷地内に運びます。晴れて良かった。当日は微風でクレーン作業も問題なし。ただし・・・暑い!梅雨明けしたばかりなので、猛暑が体にこたえます。
柱をどんどん建てていきます。金物工法なので、簡単に建ててドリフトピンを打ち込んでいきます。今回、なまあず本舗設計室も施工店も金物工法テックワンP3を初めて利用しましたが、施工性は良好です。ピンが細めで打ちやすいです。
柱が立ち上がったら、トラスを載せます。順番を間違えると大変なので、組み立て順は作業前に決めています。トラスは巨大で重いのですが、クレーンでつり上げ屈強な職人さんたちがしっかり取り付けてくれました。
梁・桁などを取り付けていきます。写真を見れば分かるのですが、同時に足場も作っています。現場スペースに余裕があるので、作業はしやすいはずなのですが、何せこの暑さ・・・見ているだけでクラクラしそうなわけですから大変です。ただしここまで午前中の早い段階で終わったので、改めて金物工法の効率の良さを感じます。
写真右側は小屋裏です。大きく広い小屋裏によって平屋建ての単調さにリズムを与えています。美好町計画のキモは、この小屋裏ではなく、小屋裏に空いた吹き抜けです。これも後日紹介します。
今回、初めてのテックワンP3および、テックワンP3プラス(トラス部)の施工でしたが、大きなトラブルがなくて良かったです。ただし新しい工法ならではの難しい点なども垣間見えましたので、これからの物件ではそれらの課題に取り組んでいこうと思います。トラスは思った以上にがっちりしており、安心感があります。7m超飛ばしているのですが、まったく不安がありません。今後広めの建物を設計するときに大きな武器になると思います。
その2では、屋根と上棟式までをお伝えしようと思います。