GUWUのパース例

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おはようございます。ソチオリンピックは無事閉会式を迎えましたね。あっという間ですが、非常に充実していますね。4年に一度というのがいいのかもしれません。特に冬は普段見られない競技を見ることが出来るので楽しいですね。まだ知らない競技がたくさんあるんだろうな・・・と思うと四年後も楽しみです。今度は近所なので逆に夜間見られない!のでちょっと残念かもしれません。今回は案外良い時差だったと思います。

さて、なまあず本舗設計室の新型木造住宅のパンフ用のパースをちょっとだけ公開。パンフもモノクロです。

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小屋を見上げた感じです。トラス梁を露出することができます。広い空間を実現できる反面、下に梁が出てきてしまいます。ただここに照明などを付けられるので実用的です。

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上から見た感じの例。上記では32畳の空間をパーテーションで区切っています。オフィスや幼稚園などを設計してみても面白いかもしれません。右側のコア空間に水回りを揃え、広い空間と区分けしています。はしごが見えるのは小空間の上部をロフト空間とした設計です。

別に、この程度の広さなら従来の工法でも実現できる・・・と思っている方がいると思います。その通りです。もっと広いものは設計できます。テックワンP3プラスの開発者によると、トラスで12mは飛ばせるそうです。上記の例は7.28mですので小さく見えますね。実際、栃木の幼稚園の実例を見に行きましたが、これは迫力ありました。

ただ、スパンを飛ばしたり、小屋空間を空けると冷暖房費がかかるエコじゃない設計になってしまいます。GUWUではその欠点も研究済みで、上記事例では低炭素住宅の要件を満たして設計しています。広いのにエコで耐震性も高い・・・建物性能が高いのもGUWUの特徴で、デザイン面や使い勝手を前面に押し出した建築家の設計とは逆の思想となっています。シンプルなデザインで最低限の作りなので、住まう人の自由度が極めて高いシステムになっています。なにしろ部屋の広さも自由に変えられるわけですから。今回の事例ではありませんが、家の中に小屋を建てることが可能です。子ども部屋なんかにしたらオシャレですよ。つまり住みながら考えていける家なのです。

もちろん、なまあず本舗では普通の注文住宅も設計しています。GUWUはその1つの提案であります。GUWUの事例は徐々に紹介していきます。4月から受注開始ですので、楽しみにしていてください!