十島村 震度6弱の地震

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おはようございます。7月になり数日。猛暑だけでなく、地震のニュースも注目されています。

鹿児島県の十島村では震度6弱を観測した悪石島の全域に避難指示を出しました。今後も同程度の地震が発生する可能性もあります。

トカラ列島震度6弱地震で気象庁「当分の間、同程度の地震に注意」…震度1以上は1050回に(読売新聞オンライン) - Yahoo!ニュース
3日午後4時13分頃、鹿児島県のトカラ列島近海を震源とする地震があり、同県十島村の悪石島で震度6弱を観測した。気象庁によると、この地震による津波の心配はない。震源の深さは約20キロ、地震の規模を示

さて、トカラ列島に注目が集まっていますが、だからといって他の地域に地震が起こらない、というわけではありません。群発地震が必ずしも大地震に繋がらないのと同様、まったく前触れもなく、一気に大きな地震が襲うという可能性もゼロではないのです。このブログでも日頃の備えをいつも強調しているのはそのためです。だからといって人生で大地震に遭遇する確率はそこまで高くないわけですから、怯えて暮らす必要もないかと思っています。

さて、耐震診断での質問で多いのは、この家は震度5で倒れますか?という質問。基本的によほどのことが無い限り、震度5弱、震度5強の揺れで住宅が倒れることはありません。しかし物が落ちてきたり、倒れたりはするかもしれませんので、まったく危険がないというわけではありません。

そして今回発生した震度6弱では、家の一部が損傷することが出てきますが、やはり倒壊はかなり確率が低いのです。本格的に家が倒れ始めるのは震度6強からになります。今回も震度6弱でしたが、倒壊したとの情報は入ってきていません。

震度6強以上で倒壊・損傷をできるだけ避ける為に、古い建物では耐震診断/耐震補強を行うことをお勧めします。なまあず本舗設計室では、豊富な耐震診断・補強の経験から安価に効果的な耐震補強を提案できますので、ぜひご相談ください。