こんにちは。今日は設計室・ショップの前の庭の花の植え替えを行っています。風は若干強いですがぽかぽか陽気で外の作業は快適です。
昨日は、三宅島で群発地震で、最大震度5強の地震が発生し、宮城では震度5弱の地震が発生しました。私は都内で会議・打合せ中でしたが、ニュースをみてドキリとしていました。ちょっと最近全国的に地震が多すぎますね。それでも巨大地震が発生するよりはいいのですが。先はわかりませんので、不安になる方も多いと思います。
なまあず本舗では、既存の住宅の耐震診断・補強を行っています。では新築では??と考える方は案外少ないです。日本の場合新築は安心!というイメージがあります。ただ被災地を訪れるとかなり新しい建物もそれなりに被害を受けているわけですから、完全に安心!できるものではありません。建築基準法では、大地震動に対しては倒壊せず、損傷する・・・という定義ですから。損傷されても困りますよね。
木造住宅の場合、ガチガチに金物や壁で固めてしまうことで強度を上げる方法と、地震の揺れをダンパーなどで吸収して揺れを減らす方法と、基礎と土台の縁を切って、地震の揺れを建物本体にあまり伝えないようにする方法などがあります。それぞれ耐震、制震、免震といいます。基本的な耐震設計は必ず必要なので、あとは制震を加えるか?免震を加えるか?です。
繰り返しの揺れが来ることが予想される大地震では、釘や金物が緩くなることが予想されます。そのため制震ダンパーなどで仕口や部材を守り、吸収するという制震の考え方は、比較的安価で、工事も手軽ですので、新築時は検討する価値はあります。ただし注意しなければならないのは、設計がやや難しいこと、適当に数だけ入れる業者や、数も不足して安価に納めようという業者が多いことです。あくまで補助材料なわけですから、基本的な設計が良くないと効果は望めません。なまあず本舗設計室では、制震では仕口ダンパーを採用しています。木造の制震金物では比較的古く実績が多いです。また小型で柱と梁の仕口を守る効果も高いので安心して施工できます。また、なまあず本舗設計室の設計陣は、昔から仕口ダンパーを活用しており、その特性などを熟知しています。
木造住宅で制震構造にご興味があるお客様、是非なまあず本舗設計室にご相談ください。