改正建築物省エネ法成立

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おはようございます。5月中旬にして30度を超える暑さ、つむじ風の発生、集中豪雨・・・また夏の異常気象が始まってきました。どんどん早くなっている気がします。「例年」という言葉に惑わされず、常に若干早い対応が求められます。そんななか、法改正などは後手後手に回らざるを得ず、早い対策だと早すぎると言われ・・・行政や議員の先生方も大変だと思います。

さて、建築物省エネ法改正が5月10日可決成立しました。公布後2年以内施行となります。

これはいわゆる2020年戸建て住宅の省エネ義務化!!と言われ続けた目標のなれの果てなのですが、結局義務化は見送り、戸建て住宅などは、建築士が建築主に対し省エネ基準への適合を説明することの義務化に落ち着きました。建築主や行政の負担などを考慮・・・とのことです。そもそも義務化を目指すのに、計算などが煩雑になったり・・・ということで更に実現が難しくなった経緯があります。この改正に向けて動いていた建築士や施工店は多かったと聞きます。反対意見も多かったと聞きますが、国として目標をはっきり言っていたわけで、それをこのような形にしてしまったのは、なんだかな・・・と思います。

とはいえ、一定の基準があり、計算方法・設計方法が確立されたことは良いことです。なまあず本舗設計室も早期より省エネ義務化に備えて対策してきましたので、法律通り、説明はもちろん、できるだけ省エネ化を進めていこうと思っております。