設計事務所の意外なお仕事

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こんにちは!今日は暑くなりそうですね。あっという間に夏です。もっとも5月は寒い日が続いていましたし・・・過ごしやすい季節は本当に短いものです。

さて、今日は設計事務所の仕事について。家を設計したり・・・と大きな仕事ばかり思いつきますが、そんなのはわずかです。他は小さな仕事がたくさんです。もっとも設計事務所によって事情は異なりますから、あくまで本舗の事例を紹介します。

まず多いのが相談業務。家に住んでいたりするとトラブルやわからないことが発生します。そこで相談のメールや電話がかかってきます。場合により、現地に行って相談することがあります。相談事例は、耐震の問題、断熱の問題、バリアフリーの問題、土地の問題、悪質リフォームの被害の相談、雨漏りの相談、設計の良否の判断など多岐にわたります。構造計算書の内容を説明して欲しいという業務も増えてきています。

特殊建築物の定期報告も重要なお仕事です。ホテルなど大規模な建物は建築・設備について定期報告が義務づけられています。この調査・報告を行います。

意外に多いのが、施工業者の紹介。設計事務所なので不思議に思われるかもしれませんが、営業エリア外の案件や、電気工事のみといった設計がほとんど絡まない案件に関しては、紹介というケースが多いです。信頼できる業者がある場合のみ紹介させていただいております。

思ったより少ないのが、図面のトレースなどの作業ですね。毎年数件しかありません。これは当社が下請け的な仕事をあまりやっていないことに起因しています。ちなみに外注で図面トレースを依頼することもありません。

他にもいろいろあります。思ったより業務範囲は広いのです。本舗は建築外にショップなどをやっているわけで、更に広く・・・となっています。なので日頃の勉強は欠かせませんし、幅広く知識を持っていなければなりません。一人では難しいので、複数の設計担当を置いているのは、そのため、ともいえます。できるだけ皆様の要望にお応えしたい!そう思っております。