都市型震災は想像できない

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おはようございます。三連休の中日ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

2011年3月11日・・・東日本大震災の日。あれから13年近く経ちました。またその後も熊本地震や能登地震など大きな衝撃的な地震が発生しました。死者も多く被害も大きかったのですが、実は大都市を襲うタイプの大地震ではありません。振り返れれば大地震が大都市を襲うのは最近はなく、阪神大震災まで遡らなければなりません。阪神大震災の頃ですら、インターネットや携帯電話、Twitterなどない時代で、今とはかなり違います。また年齢構成も違い、当時は人口が多い団塊の世代が現役バリバリの時代でした。もちろん様々な資料や映像が出ています。それでも山と海の間が狭い神戸です。東京とはかなり違います。

というわけで、東京の大地震というと関東大震災が有名ですが、大正ですからね。資料が少ないし、今と比較してどうなの?という意見ももっともです。そこでとりあえず見てほしいのが、NHKオンデマンドなどで公開されている「映像記録 関東大震災 帝都壊滅の三日間」です。私はUNEXTのオプションでNHKオンデマンドで見ました。なんとそのころでも動画があるのですよね。それをきれいに復元したり、独自の解説を加えた素晴らしい番組です。大正時代がフルカラーで見られるのはそれだけでも貴重ですが、そのころでも十分大都市だった東京の被災状況を知らせてくれる貴重な資料です。各カットの場所を特定していく作業など地道な作業によって、我々に東京での震災の怖さを改めて伝えてくれています。是非ご覧くださいませ。

※NHKオンデマンドを直接契約するほか、AmazonプライムやUNEXTのオプション追加(有料)でも手軽に見ることができます。