構造設計の効率化に対する展望

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おはようございます。昨日は三軒茶屋で業界の打合せがあって出かけたのですが、またも京王線が落雷・・・幸い南武線ルートで出かけたので無事でしたが今年は落雷が多いです。

建物に落雷した場合、電化製品、特にルーターやパソコンなどは壊れるケースがあります。直撃でなくても周囲に落雷した場合、建物はまったく無事でも設備面での影響が出てくることがあります。これからはそういった雷対策も重要になってくるのかな、と感じます。

さて、なまあず本舗設計室は、構造設計も行っている事務所です。木造、ツーバイフォー、鉄骨造、鉄筋コンクリート造、地下室、擁壁など様々な種類の構造に対応していることが強みです。住宅・小規模建物に限定しています。構造計算ソフトも最新のものを揃え、信頼性を高めています。講習会なども積極的に参加し技術向上にも努めています。

今年の秋より、さらに構造設計を効率化し速度面でも精度面でも向上させるため、業務のBIM化を目指していきます。BIMとはビルディングインフォメーションモデリングの略で、コンピューター上で線だけでなく、部材やコスト情報等を総合的に持ち合わせ、より高度な設計を行っていくものです。従来のCADなどは、紙をコンピューターで製図して効率化しているのに対し、BIMでは実際にコンピューターの中にもう一つ建物を仮想的に建築しているイメージです。そのため部材は部材として入力されます。そのためそれぞれの価格のマスタがあれば、集計や積算は非常に効率的になります。また今まで、意匠図を書いて、構造図を書いて・・・と別々にまとめていたものを、集約・連携できます。

なまあず本舗ではまずは、構造面でのBIM対応を目指します。構造計算ソフトの出力をBIM対応に出力・整形し、整合性や効率を高めていきます。ST-BRIDGEに対応することで様々なソフトとのやりとりを効率化していきます。もちろん自社設計にもそのノウハウを活かしてよりよい設計・監理ができるようにしていく予定です。

詳しくは2013年10月のプレスリリースで発表いたします。お楽しみに。