耐震診断について

この記事は約2分で読めます。

こんにちは!寒いですけど、府中は日が当たる場所にでると暖かさを感じます。南側の窓際で仕事をしているのですが、なんとなく暖かく感じます。太陽はすごいですね。

さて、土曜日に山梨県のほうで連続して少し大きな地震が発生しました。土日の報道番組は地震関連の特集が多く組まれました。そのため耐震診断のお問い合わせが増えています。

耐震診断は、大地震に対してその建物が安全か?を見るための診断です。人間の健康診断のようなものです。よって健康診断では病気を発見することができますが治すことはできません。治療をしてはじめて治すことができます。耐震診断も同様です。診断では地震に対して大丈夫か?を評点という形でお知らせすることができます。しかしそれだけでは建物は強くなりません。

耐震診断を行って補強を行う人は、意外に少ないものです。やはり費用の面により諦める方が多いようです。しかし補強のグレードは、いろいろありますし弱点の補強や補修だけでも効果が望める場合もあります。少なくとも何もしないよりは、はるかにいいのです。もちろん補強設計を行い完璧にまで補強を行った方がいいに決まっていますが。

耐震診断の精度の善し悪しは、そのまま補強金額と補強箇所に響いてきます。診断が良ければ、的確に弱点を補強する補強案を作成することができます。診断が適当だと、補強方法も適当にならざるを得ず、補強箇所も増え価格も増えてしまいます。本当にプロの診断者なら、お金をそれなりに頂きますが、無駄な工事は進めません。診断者にもメリットはありませんから。

そんなわけで、無料の診断ではなく有料で精度の高い診断をお勧めします。長期的に見れば絶対そのほうがお得です。目先の金額にとらわれずにいきたいものです。安物買いの銭失いは避けたいですね。

なまあず本舗の耐震診断は、府中市内では15万円で承っております。図面がない場合は作成料が別途3万円かかります。ちょっと高いですが、木造の構造設計者が行う耐震診断は精度が高いうえ、補強設計も得意としております。是非ご相談ください。