震災による火災への対処

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おはようございます。珍しく雨が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

なまあず本舗の営業も来週いっぱいで年内は終了になります。今年は珍しく長い冬休みなります。充電して元気に新年を迎えたいと思っております。

さて、中央防災会議が昨日公表した、首都直下地震の被害想定ですが、ちょっと考え物です。新想定では首都を襲う大規模な火災について言及されています。

こんなこと今までだって分かっていたのに、今さら・・・という話です。しかし笑ってもいられません。実際耐震化した建物が多くなったし、古い燃えやすい建物も関東大震災や阪神大震災のときよりもかなり少なくなっているので火災のリスクが少し低減されてきているのは事実です。しかしながら、道路整備などで道幅などが広くなってきた地域が増えた反面、新しい建物でも密集している地域もあるわけで、一概に有利になったとはいえません。

耐震化によって、地震後倒壊しないが損傷する建物は増えると思います。そうなると室内からの出火が怖いですね。それが延焼し・・・倒れていませんからね。消火活動もできませんからね・・・・ということが大災害に広がる恐れもあります。

本来なら、敷地に余裕を持って家を建てられさえすれば、ある程度は防げるのですが、土地は高いし少ない東京では仕方がない側面もあります。何よりも人口が多すぎますからね。東京。木造住宅じゃなくても新型のマンションでも火災のリスクはあります。これから家を建てようとする方は、防火に関してもより一層注目して計画して欲しいと思っております。