2016年のプレスリリース一覧

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2016年10月期開始のご挨拶(2016年10月1日発表)

今年は長雨にたたられ、農作物の価格も高騰し、建築現場も進まないなど影響がでておりますが皆様いかがお過ごしでしょうか?

株式会社なまあず本舗はおかげさまで2015年10月期を終了することができました。昨年のご挨拶を見ていると展望とは異なった展開とはなりましたが、無事に終えることができて安堵しております。業績的には決算業務が終わっていませんが、昨年よりもかなり良い手応えです。この場をお借りして関係者の皆様に御礼申し上げます。

沿道耐震後の収益に対しての不安は、予想外の設計・リフォーム案件の急増により杞憂に終わりました。むしろ人員不足に悩む期となりました。

新築では、O様邸(世田谷区)、I様邸(調布市)を完成させ、T様邸(府中市)、F様邸(府中市)の施工を開始し、M様邸(府中市)は確認申請後に着工、A様邸はもうすぐ契約と、立て続けに完成、決定しており、意匠設計への転向が少しずつですがうまく行き始めていると感じております。

また耐震補強は、予想を大きく上回る数をさせていただきました。木造2階建ては減少し沿道もありませんでしたが、地下室、木造3階建て、ツーバイフォーなど競合が少ない分野のお問い合わせが急増しました。特に木造3階建ての耐震診断・補強の満足度が意外と高いことに驚きは隠せません。耐震性が上がることで生活面にも影響がでるということを改めて実感しました。今後も研究を重ね、安価で効果の高い補強を行っていこうと思います。

リフォーム業務も例年に比べ増えています。特にデザイン性が求められるものなどが増えています。どちらかというと機能的・性能的な部分を追求していた本舗ですが、今後はそのバランスが求められていると感じました。

構造設計に関しては引き続き低迷しております。主力を意匠に切り替えを進めているとはいえ、意匠・構造の両輪で進めている本舗にとって、これはあまり良い傾向ではありません。構造設計に強い設計事務所であっても自社設計・監理案件だけですと技術進化は望めませんので引き続き構造業務の受注も進めていこうと思っております。

建築以外ではソリューション部門はメンテナンスがメインでした。ショップ部門は、印鑑部門に引き続き、軽印刷、玩具と拡大しました。ショップの文具、店頭の駄菓子・玩具は非常に好調で、一時期仕入れが間に合わないこともありました。しかしソリューション部門の開発が後手に回ったこともあり、主力のソフトウェア部門の売り上げが減少しました。

さて、5年半本舗の構造設計を支えてくれた樋口が9月末をもって退職いたしました。今までお世話になった皆様に御礼申し上げます。次のステージでも活躍してくれる事を願っております。

昨年の山口も含め、退職者の補充がうまくいっていないことが現在、最大の懸案事項です。建築業界は引き続き好景気を維持しており小規模設計事務所にとっては求人は非常に難しい状況にあります。今期の一番の経営課題は良い人材の確保となりそうです。

さて、今期の展望ですが、意匠設計がもう一軒決定予定ですので、前半は新築・リフォームを中心とした展開となると思います。昨年から進めていた設計のBIM化ももうすぐ実用化され、設計作業を飛躍的に向上させようと思っております。構造部門はCLTや金物工法の研究を進め来季以降に備えたいと思います。耐震・リフォーム部門は、機能性・耐震性だけでなくデザインにも力をいれていきます。ショップ部門は文具を中心に商品構成を拡大しより皆様に愛される品揃えを目指しております。駄菓子屋部門は要望の多かった営業時間の拡大や店員増などを目指していきます。10月時点では残念ながらあまり発表できる内容がないのですが、春先発表を目指し準備している面白い試みもありますので期待していてください。

おかげさまで6期目に突入いたしました。これからも皆様のお役に立て、住生活に彩りを与える企業でありたいと、一層努力してまいりますので今後ともよろしくお願いします。

組織変更・人事異動(2016年10月1日)

退職:樋口翔

 

 

今後の方針(2016年4月1日発表)

ちょうど良く桜が満開になり、花見日和が続く今日この頃。株式会社なまあず本舗も4周年を迎えました。いろいろと変化に富んだ一年を無事に過ごさせていただきました。日頃からお世話になっている皆様にこの場をお借りして御礼申し上げます。今年も今後の方針を発表いたします。

株式会社なまあず本舗 代表取締役 石塚武志

昨期の業績

株式会社なまあず本舗の4期目となる2014年10月期決算は、残念ながら減収減益の赤字となってしまいました。昨年とわずかな差ではあるのですが現実ですので直視しなければなりません。すべての事業において、若干の計画の狂いが生じ、それが重なっての赤字転落です。もし一つでも・・・と考えると悔しいのですが、今年度に活かさなければなりません。

建築設計部門は、竣工が伸びた物件が多くありました。スケジュール管理が非常に厳しい期でありました。構造設計部門は難易度の高い物件が集中し、思った以上に進まなかったのが響きました。耐震診断は木造が減少したものの、ツーバイフォーや混構造、木造3階建てなどは伸びています。手間がかかる案件が多いため、こちらも収益が伸び悩む一因となりましたが、ノウハウが増えたため徐々に効率的になってきています。

ショップ部門は、構造・建築部門の新製品が少なく販売が低迷し減収。実は残りの部門は好調だったので落ち込みは軽度で済んだのが救いです。通販部門はソフトウェア以外は好調で、文具部門、デコパーツ部門は順調です。実店舗である駄菓子屋は、駄菓子ブームにのり、売り上げ倍増を果たしました。店舗売り上げ額が飛躍的に向上しております。4月より軽印刷に進出しさらなるアップが期待できます。

ソリューション部門では、なまあずステーションに移行したため管理費が非常に減少しました。一方昨年度の重点事項であったBIM販売に伴うマニュアルは、メーカーの開発の遅れもあり計画を変更せざるを得なくなりました。

財務状態は、比較的良好です。昨年度黒字であり、今年の赤字もトータルでは最小限度に抑えられているためです。売り上げが低迷すると厳しくなるので、受注を増やしていこうと思っております。

総じて、全体的に良い部分を悪い部分が上回った感じがしますが、改めて見渡すと、良い部分も非常に多かった期でもありました。それだけにもったいなかったな、と感じます。

今期の活動について

前半は、非常に低迷しましたが、現在、新築物件の設計を2棟行っており、春~夏に着工する予定です。そのほか春からリフォーム、耐震リフォームが非常に多くあり着工が多いので、前半の低迷を取り戻せそうです。

構造計算は、前年度からの沿道耐震などがなくなり、多くの物件を受注できるようになりました。さまざまなお仕事に積極的に取り組んでいこうと思います。

インターネット構造計算受発注システム「構造トレインNZX」は、構造面を拡充しました。混構造など細やかに対応できるため、受注が増えています。省エネトレインは残念ながら不発で、今後に期待、というところです。

おこし型は、東京生産に目処が立ち、3月より出荷を開始いたしました。売り上げが好調なので、なんとか商品を供給し続けていきたいところです。

4月より、封書屋なまあずをオープン。封筒印刷や印鑑制作などを行っていきます。駄菓子屋の売り上げが好調なので、相乗効果を出していきたいところです。

今後の方針

「ブレイクスルー」

昨年の目標である、ブレイクスルーは、一定の部分で達成できました。より専門性の高い案件に対応できるようになりました。一方で、一般のお客様のための技術革新は思ったより進まず、それが一戸建て住宅の受注があまり増えない一因にもなっております。今年も昨年の方針を引き続き継承し、より一般のお客様のための技術革新を進めていき、より住みやすく魅力的な家を設計できるように頑張っていきたいと思います。

平均年齢が30歳を下回る若い力で、これからも皆様に愛される地元の設計事務所・ショップを目指して努力していきますので、ご愛顧のほどよろしくお願いします。

組織変更

封書屋なまあずオープン(府中市美好町2-25-8 駄菓子屋なまあず内)

封書屋なまあずオープンのお知らせ(2016年3月23日発表)

株式会社なまあず本舗 代表取締役 石塚 武志

例年よりも開花が早かった桜と、高校野球の開幕と、すっかり春めいてまいりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

なまあず本舗では、新サービスを開始するに当たり、「封書屋なまあず」を2016年4月1日にオープンすることをお知らせいたします。

進出の背景

封書屋なまあずは、街の印刷屋さんです。軽印刷に特化し家庭や地域に愛される印刷屋さんを目指していきます。

近年、パソコンやプリンタの普及で街の印刷屋さんが減ってしまいました。しかしタブレットの普及や年賀状の減少により、家庭でプリンタを持つことが減ってきています。

そこで要望が多かった少量印刷(オンデマンド)に絞り、軽印刷に進出することになりました。また知人より昨年引き継いだ印鑑販売も開始いたします。

封書屋なまあずについて

場所
府中市美好町2-25-8(駄菓子屋なまあず内)

営業時間
午後2時から午後5時頃まで ※駄菓子屋の繁忙時間には対応できないことがあります。

営業内容(すべて少量印刷・オンデマンド)
封筒印刷(角2、長3)
ちらし印刷・デザイン
名刺印刷・デザイン
印鑑のデザイン・作成

営業開始日
2016年4月1日より

おこし型の販売について(2016年3月23日発表)

株式会社なまあず本舗 代表取締役 石塚 武志

平素はなまあず本舗をご愛顧いただきありがとうございます。

このたび、当社の人気商品であるおこし型の型の東京生産分の販売を開始することになりましたので報告いたします。

まずは新デザイン(丸鯛、汽船、トキ)から開始いたします。引き続き伝統的な型なども生産していきます。

販売開始日

2016年3月26日(なまあずショップ楽天市場店。楽天スーパーセールにて)