2023年10月期を終えて

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平素は、株式会社なまあず本舗をご愛顧いただき、ありがとうございます。

2024年9月30日をもって、当社の事業年度「2023年10月期」(以下今期)を無事終えることができました。

皆様のおかげで無事に過ごさせて頂いたこと、心から御礼申し上げます。

今期は、新型コロナウイルスの感染症法の位置付けが5類に移行した後の期となりました。様々な制限がなくなり、アフターコロナ後どうなるか?明るい見通しとちょっとの不安から始まりましたが、新型コロナの影響は最小限に過ごせた期といえるのではないでしょうか?

当社も新型コロナで影響を受けた企業体力をどう回復させていくか?がテーマでした。またアフターコロナによる業界団体のイベントの増加、人材難など様々な課題に取り組まなければなりませんでした。その結果、企業活動としてはやや不本意な期となりました。

加えて、代表の私自身の体調不良が顕著に表れた期でもありました。救急車で運ばれた件を言うまでもなく、持病の悪化や、首のヘルニアなど苦しみながら、なんとか過ごせました。おかげさまで、どの症状も緩和の方向に向かっており、明日から始まる来期に明るい兆しがでてきました。

2024年1月1日、能登半島地震が発生。被災者の方のご苦労はいかばかりか?と感じておりましたが、地元では耐震診断や耐震補強の案件が所属団体に殺到。支部長として陣頭指揮を取りました。1981年以後の、いわゆる「グレーゾーン」の耐震診断も同時期に重なりました。新しい診断方法やチェック方法などの検討にも忙殺されました。おかげさまで現在は正常に戻りつつあります。また多くの診断や補強に取り組まさせていただきました。

そのようなこともあり、他の業務はできないことが多くご迷惑をおかけいたしましたことを、この場をお借りしてお詫び申し上げます。

幸い、人員の補充は進んでおります。また昨期に設計の3D化を目指す過程で、3Dプリンターの導入・運用がスムーズに進み、またAIを使った業務改善も進みつつあります。また個人ブログ閉鎖による受注力の低下も、YouTube動画からの受注増加により、最低限に押さえられました。

2024年10月期は、建築関連に関しては非常に大きな出来事が起きます。まずは2025年4月の建築基準法改正。木造の壁量掲載や省エネなど、非常に大きな改正になります。既に準備は完了している当社にとってはチャンスとなります。また同じ時期に大阪万博も始まります。なんかワクワクしますね。

久々にワクワクする期を迎えられそうです。皆様も、明るいイメージを持ってここ数年を過ごしてみてください。たぶん明るい良い年を迎えられると思います(年という意味ではまだ年末年始ではありませんね)。私も建築を通して、明るい世界を築き上げる1つの歯車になって頑張ってみますので、引き続きご愛顧よろしくお願いします。