中国内陸部の甘粛省で12月18日に地震 死者多数

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おはようございます。

昨晩は、中国内陸部の甘粛省でマグニチュード6.2の地震がありました。日本の感覚でいうとマグニチュード6.2は大きいといえど、被害がでるほどではないイメージがありますが、地元メディアによりますと既に甘粛省で86名の死亡が確認され96人が怪我をしたとのことです。

参考記事

中国内陸部で地震 86人死亡 さらに被害拡大のおそれ | NHK
【NHK】中国内陸部の甘粛省で18日夜遅くマグニチュード6.2の地震があり、地元メディアは甘粛省で86人の死亡が確認され、96人が…

隣接する青海省でも死者が確認されており、被害は更に拡大する可能性があるとのことです。

ウェザーニュースによると

中国、青海省でM5.7の地震 局地的に強い揺れ襲ったか
【海外地震情報】日本時間の12月19日(火)0時59分頃、海外で地震がありました。震源地は中国中部(中国、チンハイ(青海)省)で、震源の深さは約30km、地震の規模はM5.7と推定されます。震央の近くでは局地的に、日本での震度5強程度に相当...

震源の深さは約30キロ、マグニチュードは5.7と更に低く見積もられています。

震央付近では、日本の震度5強程度の揺れが襲ったと解析されます。日本なら被害がほとんど・・・と考えるのは早計で、地震はマグニチュードや観測震度だけでは判断できない部分があります。日本の場合は、地震計が数多くありますが、世界各国ではそこまでではありませんからね。地震計の近くは当然揺れが大きく観測されますが、遠ければ小さくなります。

当然、日本でも近い将来大地震が起こる可能性はありますので、十分注意して、日頃の備えを怠らないようにしましょう。

なまあず本舗では、耐震性を改善するために、耐震診断・補強設計に力をいれています。また上記のような「じしん君mini」を導入して模型を揺らして実験も行っております。木造構造計算もやっておりますので、気軽にご相談ください。