おはようございます。4月も始まり入社式・入学式などを見かけるとフレッシュな気分になりますね。
冬物をしまい、冷暖房の入れ替えなども行う時期です。以前と異なり在宅勤務で家にいる時間も多い方もいるかもしれません。
そうなると気がつく可能性があるのがシロアリです。毎年春になると群飛することで有名ですが、見たことがない人も多いと思います。
日本で見られるシロアリは主に2種類です。一番有名なヤマトシロアリは、日本全国に分布し4月から6月にかけて主に午前中に群れをなして飛び立ちます。
イエシロアリはどちらかというと西日本のイメージですが、東京23区などでも被害例が出ています。こちらは6月～7月の初夏の夕方に群れをなして飛び立ちます。
そう考えますと、東京の場合、主にヤマトシロアリを注意すれば良いことになり、そろそろ郡飛が見られる時期となっています。
まず飛び立つところを見つけたら、そこは被害に遭っていることになります。悲しいことに自宅であればすぐにシロアリ業者を呼んで駆除をお願いしましょう。また近所から飛び立った場合、自宅が次の標的になるかもしれません。家の周りを掃除し、できるだけ物を置かず、湿気がない状況を保つことが最重要です。また室内に入ってこないようにする工夫も重要です。具体的には、網戸の目を細かいものにするとか、夜、明かりを外に漏れないように遮光カーテンやシャッターなどを使うなどです。
自分の家が被害を受けないようにするだけでなく、自分の家から他の家に被害を与えないように、この時期は十分注意して家の周りを観察しましょう。湿気が多いところは特に被害を受けやすいので注意が必要です。
床下収納などに、土が不自然に道状に分布している場合は、シロアリに浸入された可能性が高いです。
換気口からシロアリが浸入した例
