新年のご挨拶と今年の展望

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新年明けましておめでとうございます。

今年も、なまあず本舗をご愛顧の程よろしくお願いします。

明日から新年の営業を開始させていただきます。
新型コロナウイルスの影響で年明け早々緊急事態宣言の可能性も出てきました。
それでも我々は進まなければなりません。試行錯誤しながら工夫を重ねて乗り越える必要があります。
なまあず本舗も皆様とともに、この難局を乗り越えるために精一杯努力してまいります。

さて、毎年10月に発表する「10月期開始のご挨拶」を事務所移転と新型コロナの影響で見合わせていましたので、ここで発表させていただきたいと思います。プレスリリース的なものは4月の「今後の方針」まで延期いたします。

まず昨期の業績ですが、2020年9月に決算を迎えました。新型コロナの影響もあり減収減益の赤字決算となりました。期初は好調でしたが人数減の影響を受け、お仕事を断るケースが増えました。その上で新型コロナの減収と対策費の増加を考慮し、実店舗「なまあずショップ」の閉鎖と、事務所移転を決断いたしました。実は、新型コロナに伴い、実店舗である駄菓子屋なまあずとなまあずショップは例年になく売上げ好調だったので苦渋の決断となりました。結果、実店舗は駄菓子屋なまあずに集約し、株式会社なまあず本舗としてのショップは、なまあずショップ楽天市場店のみとなりました。実店舗のなまあずショップを長年ご愛顧の皆様にあらためて閉店のお詫びを申し上げます。新型コロナがおさまったら再び出店したいと思っております。

さて、閉店の作業・費用、移転の費用・時間などの影響も重なり、決算として悪い状況にはなりましたが、結果として最低限の影響でうまく乗り切れました。移転費用が当初予測の半額で済んだことが上げられます。また移転後に関しては、家賃他経費の大幅削減が実現したことで、財務状況も大幅に改善されました。また久々に1月に建築士が加わりますので、今までより受注をこなすことが可能となります。また今期は昨期のような移転もないため、安心して仕事に打ち込むことが可能です。新型コロナの影響が出てくる可能性はありますが、概ね良い状況にあります。特に耐震・リフォーム事業は好調で、好調だった昨期を更に上回る勢いで推移しております。構造計算業務もコンスタントに受注できる体制が整っております。意匠設計も例年並みで推移しそうです。なまあずショップ閉店の影響はありましたが、ショップ部門も好調で、特に10月から12月にかけて、業務用ソフトウェアが予想外に好調だったことが追い風で、すでに昨年の半年の売上げを3ヶ月で確保しております。

新規事業に関しては、現状業務状況が好調なので、特に手を加える予定はありません。新事務所が軌道に乗るまでは安全運転でいこうと思っております。ただ、それではつまらないので、小さな実験設備を整えたので、耐震や構造の動画を作成して公開していきたいと思っております。建築相談もZOOMなどで行える体制を築きました。また、なまあずソリューションで構造等の動画講座の販売も開始したいと思っております。またできるだけ早期に、新型コロナの状況を見定めた上で、あと1名増員したいと思います。

新型コロナウイルスの流行はまだまだ続きます。3密を避け体調に気をつけながらお過ごしくださいませ。
引き続き、株式会社なまあず本舗をよろしくお願いします。

上記の小さな振動台を導入しました。模型の揺れの実験をすることができます。