ついでに・・・の怖さ


ついでに何かサービス、というと聞こえは良いですし、嬉しいですね。しかし建築の世界では裏があることが多いです。他の業界もそうかもしれませんが・・・単純に喜んではいけません。

もっとも、善意のサービスで嬉しい場合のほうが多いのですが、たまに・・・ということがあります。

実際にある例では、リフォームをお願いしたら、ついでだから屋根を点検しますよ・・・といって親切に?のぼって調査して、雨樋が・・・とか屋根がずれて・・・とか。そして修理します。

もちろんそのようなこともあるんでしょうけど、そう都合良くずれていません。結局無駄な金額を払って修理を依頼する・・・ということもあります。これは非常に良く聞く話です。訪問業者も同じような手口を使いますね。

私が診断で訪問すると、同じような事象に頻繁に出会います。最近では、浴室の交換時に、周りに筋かいがないので入れておきます・・・と。その金額が載せられたかは不明ですが、そもそもその浴室の周りは

筋かいが入らない場所でした。それなので簡単な薄い板を天井に通しそこに、筋かいを筋かい金物に取り付けていました。全く効果はありませんね・・・。

同じような例。筋かいが取り付いているのは、45×90の板。横架材がないと筋かいなんか効かないので無意味ですね・・・。

また、いくらきちんと付けても、今度は引き抜き用の金物がなければ無意味です。上記の写真でもそれは見えません・・・。筋かいは筋かい金物だけで止めても意味がなくて、その場所に適した柱頭柱脚の金物が必要です。サービスでやるならそれくらいまでしっかりやって欲しいです。

サービスというと、お金を取っていない(取っている場合もありますが)ということもあり、適当になりがちです。やはりしっかりとお金を払っても正しいことをやってもらったほうがいいと思います。