もうすぐ東日本大震災から4年


おはようございます。東京は週末から天気が悪く、せっかくの卒業旅行などが台無し!という学生さんも多かったと思います。社会人には春休みはないからこの時期ディズニーランドが混雑するとか理解出来ない人も多いとか・・・。

さて、この時期になると思い出すのが東日本大震災。あれから4年も経つのですね。テレビ特番などで見ていると、かなり昔の出来事・・・のように見えてきます。もちろん復興状況などは地域毎に差があり一概に言えないのが本当の所でしょうけど、直接被災していない人にとっては、風化も始まってきているのも事実でしょう。仕事的にも戸建て住宅の耐震診断・補強はかなり少なくなりましたし、新築住宅の設計でも耐震性を第一に、というケースは減ってきています。

我々は、建築設計を行うのがお仕事ですから、当然、耐震や構造に詳しくなければなりません。しかしながら、あの震災後、津波や原発がクローズアップされて、現在の新築住宅は、大きな地震でも大丈夫、と感じる一般の方と同様に、そう感じている建築設計の方が増えたのも気になります。言うまでも無く、東日本大震災は直下型ではなく、木造住宅の倒壊可能性が高い周波数の地震波である通称キラーパルスも少なかった地震です。もちろん大きな揺れも発生しましたが、木造住宅等には影響が少ない地震だったのです。これを震度7(栗原市など)でも大丈夫だったという事実が1人歩きしているようです。

でも実際は違います。未だ地震の揺れと住宅の関係は完全には解明されておらず、現在の住宅も阪神大震災のような地震で対応できるかは不明です。何よりも火事・液状化など他の要素もありますし、そう簡単に震災の被害を防ぐことはできません。

だからといっていたずらに不安を煽るのは良くないです。ただこういった震災があった日や、週くらいは振り返ったり、備えを再確認することは必要だと思うのです。震災は忘れた頃にやってくる、です。