なまあず住宅相談 第2回 ビルトインガレージの耐震補強の金額について


第1回で終わってしまう・・・というのはさすがにまずいので、第2回です。これも比較的相談数が多いです。

 

ビルトインガレージは耐震性に劣ることは分かっていても便利さと土地の有効活用から、相変わらずかなりの戸建て住宅で採用されています。
しかしながら揺れに悩まされたり、耐震性がないと心配になったりします。
そこでビルトインガレージの耐震補強の金額を聞きたい!という相談の電話がかかってくるわけです。

一般的にビルトインガレージのある住宅の耐震性は低いのですが、住宅の強度はビルトインガレージの有る無しで決まるわけではありません。
総合的に耐震性があるかないか?を判断するには、やはり耐震診断が必要です。

耐震診断せずに、ビルトインガレージの補強を行ったほうが経済的!と考えるのは自然のことです。しかし・・・
ビルトインガレージの補強を行っても全体で強度不足なら、地震のときに残念な結果になりかねません。それこそお金の無駄遣いになります。
また強すぎてもバランスが崩れて補強が災いして他の部分が壊れる・・・なんてこともあります。

なまあず本舗の場合、木造2階建ての耐震診断は15~20万円程度です。そこから補強案を作成し、施工店に見積もり、補強設計、工事・監理・・・という工程となります。

あくまで例ですが、木造3階建てのビルトインガレージの補強で、耐震診断から完成までの合計金額が、最低でも80万円~くらいで出来たケースがあります。このケースはビルトインガレージ廻りだけを補強すれば良かったケースです。

他の補強が必要になってくると、やはりかなりの額が必要なケースもあります。ただ診断しないで補強・・・と考えると、どうしても保険策を打たなければならず、工事が相当割高にしないと難しいです。例えば外周部の壁を全部剥がし、全てやり替えれば、大抵の住宅の耐震性は飛躍的にアップしますが、経済的ではありません。

ビルトインガレージの補強は、正直かなり難易度が高いです。しかし、なまあず本舗の設計で補強したお客様からは、こちらの想定していない感想が返ってきてびっくりします。というのは、揺れが予想以上に納まった!ということです。

今日、過去の木造3階建ての補強を行ったお客様の家を訪問したのですが、予想以上に揺れが止まって喜んでくれていました。こちらのお客様はビルトイン部分以外にもたくさんの補強が必要で、かなり大がかりな工事になりましたが、非常に満足度が高かったそうです。

普段、耐震補強を行っても、その効果を実感してもらえず悲しい思いをすることが多いのですが(※木造2階建てで整形の建物は、耐震補強しても日常生活でその効果を感じることは希です)、ビルトインガレージと木造3階建ての耐震補強は、交通振動、風の影響もかなり改善されるようです。

こちらとしても、効果があるという回答が多いので、自信を持ってお勧めしたいのですが、上記のように、事前に価格提示がしにくい(=診断結果によって補強工事の金額が変わる)のが難点です。

事前に図面などで相談していただければ、ある程度は予測できます。なまあず本舗では「耐震トレイン」というサービスで図面上から耐震性をある程度類推するサービスも行っています。こちらも合わせてご検討ください。

最近の施工状況(2015年2月19日現在)


こんにちは!2月というと設計事務所的にはヒマな時期といわれています。なまあず本舗設計室もようやく仕事が一段落というところで一息つけた状態です(いいのか??)。

さて、最近の施工状況です。非定期にホームページには更新上げていますがわかりにくいのでこちらでも紹介しておきます。

まず、秋から始まった都内の大規模料理屋の耐震補強工事が無事終了しました。監督も今までやったことがなかった規模だったのですが、無理したせいか?工事終了と共に腰を痛めてしまいました。非常に良い仕上がりです。今度食べに伺います!!

こちらも長くかかってしまった八王子のYビルのエレベーター棟の増築。無事完了検査を終了しました。小さいとはいえ、適判も絡み結構大変な案件でした。それにしても工事時間がかかりました。エレベーターもなかなか入ってこなかったし(涙)。今後はスケジュールにも余裕を持たないと、人不足もあり思わぬ躓きになりかねません。

府中のE様邸の新築は、構造部分が終わり内外装に入りました。非常に順調です。設計から施工まで非常にタイトなスケジュールなのですが、土地の分割なども含め約半年で完成できるのは、なまあず本舗設計室の強みでもあります。

同じく府中のK様邸の耐震補強もようやく始まりました。腕の良い大工さんは、ある意味マイペース。しかし決して仕事が遅いわけではありません。始まるとてきぱきとこちらの想定以上の仕事をしてくださいます。お客様も待っていたかいがあるというものです。ちょっと難しめの耐震補強なので、なまあず本舗からもほぼ毎日構造担当が現場に行っています。難しい部分はだいたい終了しました。3月上旬竣工予定です。

調布のI様邸は、ようやく建築審査会出せました。うまくいけば4月に確認申請を提出できそうです。久々のゆとりのある大型戸建て住宅ですので非常に楽しみです。

新たにA様邸の増築のお仕事が入ってきました。増築といっても同一敷地内なので実質新築です。諸条件が難しいのでうまくいくかわかりませんが、プラン検討中です。長年親交のあるY様からも設計依頼が来ています。他にも耐震リフォーム、リフォームなど例年にはなく数多くのご依頼を頂いております。おかげさまで、株式会社なまあず本舗はもうすぐ4年目に突入いたします。皆様のおかげをもちまして、順調に経営させていただいております。これからも地元密着、お客様1人1人にあった住宅の設計に邁進してまいりますので、よろしくお願いします。

 

おこし型の製作


おはようございます。全国的に風が強いですね。なまあず本舗の看板もちょっと剥がれてしまいました(汗)。そして・・・花粉が飛び始めました。私も鼻水が出始めました。花粉症の方々には辛いシーズンに突入いたしました。

さて、先日お伝えした通り、なまあず本舗では、佐渡の伝統的お菓子である「おこし型」の型を作るプロジェクトを開始いたしました。どうしてもクラウドファンディングにばかり目が行きがちなのですが、なまあず本舗では、クラウドファンディングに加え、実際に料理教室を開催したり、型の補修を行ったり、さまざまな活動をしています。一設計事務所ができることは限られていますが、出来る限りのことをしていくつもりです。

その一貫として、なまあず本舗でもおこし型の型を彫り始めました。従来は、未完成の型の仕上げ、不具合のある型の補修などは行っていたのですが、一から彫ることは行っていませんでした。既に新しい型が4つ完成しました。まだまだ皆様に使って頂ける品質には到達していませんが、起こしやすく使いやすい型としては及第点のものができるようになってきました。

下の写真は、第一号(左)と第2号(右)です。この後も補修を重ね完成しております。

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最新の型。平滑化処理していませんが、十分な仕上がりとなってきています。

なまあず本舗では、従来のおこし型の型に加え、現代で扱いやすいように、と工夫と研究を重ねております。上記の型もその一部を応用しています。もう少し工夫を重ね、彫りたい方に技術等を伝えていければ、と思っております。

 

本日は雪


おはようございます。

府中も雨に混じって、雪のようなモノが降ってきました。これから本格的に降るのでしょうか??気温はおもったほど下がっていませんが、場所によっては積もるかもしれません。油断せずに様子を見守り、不用意な外出は控えるようにしましょう。

雪かき道具も用意しました。あとは積もらないことを祈るのみ!!

 

なまあず本舗のクラウドファンディング始まりました。詳しくはこちら

組織変更(2015年2月2日発令)


皆さん、おはようございます。寒い日が続きますね。でも夕方空を見上げると明るさが増していることに気がつきませんか??そうです。春が近いのです。太陽高度でいえば、10月下旬と同じくらいですからね。春はあと少しです。

さて、なまあず本舗設計室は、より弾力的にお客様の要望にお応えするため、組織変更を行いました。

North設計室

室長 山口百樹 (樋口)

South設計室

室長 後藤誉洋 (名古屋)

括弧内は構成員です。当設計室をご存じの方なら、意匠と構造がごちゃ混ぜになっていることに気がつくかもしれません。今まで、意匠・構造と分けていた部分を、より弾力的に運用するために、変更しました。そもそも意匠、構造を別々にしていることが、日本の建築界を硬直化しているのだと感じています。もっと自由でいいのではないか?と思います。意匠と構造がセットで動くことも多くなってきていますし、所員も近年定着率がアップしていますからマンネリ化を防ぐ意味でもあります。というわけで先週の金曜日に席を引っ越しています。また4月に新入社員が入ってくれば、変えるつもりですがまずは、手始めに。ということです。上記部署の由来は、当設計室の南と北で場所的に分けているためです。

というわけで、今後ともよろしくお願いします。