美好町計画の上棟 その2


その1に引き続き、美好町計画の上棟の様子を紹介します。その1の段階で昼過ぎ程度だったので、楽に屋根まで行けるのか?と思いましたが、やっぱりこの猛暑。しかも屋根も初めての構法だったので、思ったより時間がかかりました。だからといって暗くなるまではかかりませんでしたが。

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トラス部分の拡大写真です。今回、テックワンP3プラスの新仕様のトラス尻金物を採用しています。柱梁の仕口から離してトラスを施工できるので、木の割裂などを防ぎやすいクレバーな形状になっています。計算で大丈夫!といっても実際の施工性や耐久性は気になるものです。できるだけ安全策を講じていきたいです。ちなみに斜材が取り付く水平材は、建物中央で分割されており、7m超のスパンにもかかわらず、それぞれの材料は4m未満。よって普通のトラックでも楽々運べます。これがトラス構法の最大のメリットです。梁の中央で分割されているので不安に感じる方もいらっしゃると思いますが、実際見てみると安心しますよ。私も栃木の幼稚園の実例を見学しましたが、あちらは12m飛ばしていましたが、不安感はなかったですね。設計、施工には細心の注意が必要ですが、今後チャレンジしていきたいと思います。

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午後は、屋根を貼ります。屋根パネルはあらかじめ工場で作って運んでいます。なのでクレーンでつり上げて運びます。

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敷地内にクレーンを置けて作業ができるというのは、非常に楽ですね。なかなかない好条件に恵まれました。ただ見通せない部分もあるので、身振りなどで指示を送りながら安全には十分注意して作業しています。

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クレーンから屋根パネルを降ろしながら、パネルの位置を調整します。棟から軒まで一枚のパネルなので長さは4m近くあります。近くで見ると迫力があります。このパネルはLIXILのダントツルーフという断熱材をあらかじめ施工したパネルです。非常に断熱性が高いだけでなく、パネル上になっているので施工が楽です。勾配天井がある建物で断熱が必要な場合などに採用します。初採用だったため、こちらも慎重に作業します。

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始めはスピードが上がりませんでしたが、慣れてくると早いです。後半はあっという間に張り終わりました。職人さんたちの感想は二分しましたね。大変!という声もありました。ただ時間はやっぱり異常に短いし、慣れれば楽という意見が大半でした。慣れればね・・・。通常だと、母屋・棟を施工し、垂木を取り付け、合板下地をはり・・・と屋根の上で延々と作業が続きます。そして合板の上に通気層を設けると更に作業が増えます。そう考えれば一発で施工できるダントツルーフのような商品も場合によっては非常に武器になりますね。何しろ1日で上棟から断熱材付きの屋根下地まで余裕で終わってしまうわけですから。ちなみに翌日雨が降ったのですが、そのままの状態でも一切漏りませんでした。素敵です。

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明るいうちに上棟式の準備ができ、ちょっとした宴会。関係者の皆様お疲れ様でした。