W様邸耐震リフォーム始まる!


先週から、W様邸耐震リフォームが始まりました!季節的には寒くなる時期ですが、ギリギリ12月中に終わらせ良い年を迎えて欲しいものです。

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旧耐震の建物ですが、部屋が小さく、作りもしっかりしています。メンテナンスを多くしているわけではないのですが、あまり劣化が見られませんでした。良い建物ですね。

唯一の弱点は南側の居室。2間(3.64m)あるのですが、窓が1間半もあり、不自然に広いです(上図左側)。そのため右側に壁ができず、右側壁付近に多くのヒビ割れなどが見られました。

そこで窓を外し壁を作ることを提案しました。コスト的にかかりますし、居室を外気にさらしてしまうので出来れば避けたい工事でしたが、その後の快適性や安全性を考えれば今やっておこう、ということになりました。

完成予定は右側です。右側に柱をたて耐力壁を設けます。そんなわけで外壁を壊し窓を外し、柱を入れた時点での写真です。

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ブルーシートで養生しています。柱を入れたところで撮影。簡単に見えますけど、結構大変です。今回も経験豊かな大工さんが施工してくれているので安心して見ていられます。

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壁を壊し、耐力壁化するので、金物も取り付けます。計算で出すのはもちろん、取り付けても支障がないか確認します。

他の部分の工事もあります。外壁の吹き付けなどを行い12月半ばに完成予定です。

 

木材利用ポイント


おはようございます。日に日に寒くなってきますが皆様いかがお過ごしでしょうか?

リフォームには厳しい季節ですが、床暖房など取り付けると暖かい冬を過ごせます。何の工夫もない発言ですが(・・・)定番ですのでお勧めしておきます。

さて消費税5%が終わる2014年3月末とほぼ同じ時期に終わる建築の制度として「木材利用ポイント」があります。これは一定の木材を利用した住宅なら一戸あたり30万円相当のポイントが得られるという嬉しい制度。国産材で樹種又は地域を示して定める工法で・・・ということで、比較的適用が緩い制度でお得です。もちろん建売などは外国産材が普通ですから難しいのですが、注文なら利用価値はあります。特に構造用合板はほとんど国産でありカウントしやすいのです。

もう終わりじゃね~か!と怒られてしまいそうですが、消費税と異なり3月31日までに工事着手が条件ですからまだ間に合います。もっとも利用数が多いので、先に打ち切られる可能性はあるのですが。まあこのタイミングで消費増税後に竣工というときに、お得な制度は使っておこうと思うならお勧めです。

低炭素住宅はお得??


おはようございます。本舗の前では、鉄骨ビルの工事が進んでいて道路通行が難しく渋滞気味です。もうすぐ主要な鉄骨工事が終わりますので、少しは解消されると思いますが・・・。

さて、低炭素住宅という言葉を知っていますか?エコな住宅ってイメージは簡単につきますよね??昨年末に施行された新しい住宅の仕組みであり、最新の省エネ基準に適合したエコな住宅です。似たようなものでは長期優良住宅やフラット35Sなどもありますが、それらは、省エネ以外にも満たさなければならない項目が多く(耐震など)、コストもかかってしまいます。そのため中小工務店では敬遠され気味でした。政府としても省エネは必須事項ですから、省エネだけを追求した制度があってもいいのでは??ということで低炭素住宅は生まれたそうです。そのため省エネ以外の項目は省略されています。コストもあまりかからず特殊な技術も必要ありません。

ただ改正省エネ基準に適合するため、新しい計算方法に適合することが必要です。案外、ここが出来ない設計事務所や施工会社が多いので普及していません。なまあず本舗設計室は早々と対応していますが、他に聞くと・・・ということが多いです。ただここさえクリアされれば非常に手軽です。

そして、優遇面が多いのもポイントです。住宅ローン控除の対象ローン限度額が一般住宅より高かったり、登録免許税も安くなります。住宅取得資金贈与の特例により、500万円加算(住宅性能証明書または建設住宅性能証明証が必要)だったりします。長期優良住宅に比べればメリットは少ないですが、その分建設資金は少なくても済むし、一般住宅よりもお得な面が多いです。何より省エネだったりします。

もっとも設計者の優劣・施工の優劣・使っている部材によって省エネ度は変わってきます。低炭素住宅に適合しているからといって、皆様の希望に添った性能がでているとは限りません。そのあたりは設計者と打ち合わせて自分にあったものを選択していただければと思います。

ミニチュアシュガークッキー教室(報告)


こんにちは!ちょっと腰痛がひどくなって医者に行ってきました。無理は禁物。皆様も何か異変に気がついたらお医者さんに相談しましょう♪
さて、土曜日はミニチュアお菓子教室。今回は初の試み。シュガークッキーです。
シュガー部分を試作するのに苦労していた小出店長でしたが、最終的にはおっつけてきましたね。12月のミニチュアマカロンツリー教室の前哨戦ということで、今回は予約なしで参加できるフリー参加方式を採用しました。告知もあまりしなかったので参加者は2名。久しぶりに落ち着いてアットホームに行いました。
今回の講師とアシスタントは小出と樋口♪

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お馴染みの尾形が10月末で退社してしまったため、今回からアシスタントは樋口が担当です。樋口は設計室の構造設計担当です。模型など手慣れているので手先は器用です。

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いつもと違って少人数でわいわい和やか。今回は仲良し中学生2人組

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手慣れた作業で造形。今回は難易度が低めですが、きれいに作るにはそれなりに丁寧な作業が求められます。

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今回初登場の樋口がドライヤーで乾かします。

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完成!なんか食べたくなりますね。写真よりもおいしそうでした。

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うん。良い感じ。次回は12月7日(土)。マカロンツリー(もちろん食べられません)です。クリスマスと言うことで普段より気合いが入っています。なんといってもチラシが違います。201312

はい。マカロンツリーのイラストは手描きです。11月入社したばかりの名古屋が書きました。なまあずは最近みんな絵がうまいなあ・・・。

新入社員の名古屋です。設計・リフォームの担当です。

そんなわけで、12月のマカロンツリー教室もよろしくお願いします。

 

 

規模の大きい作業所の耐震診断


今年一年準備にかかった作業所の現地調査に行ってきました。作業所の機械が動かない日曜日に調査を行わなければならず、各業者さんにいろいろとご迷惑をおかけしました。今年最大の規模の診断です。

作業所は4階建ての鉄骨造。隣に新しい作業所の建物も建設されており、両者はほぼくっついていながら独立しています。重いものを取り扱うので、想像以上に頑丈に見えますね。ただ古いうえ、屋上には居住区(寮)が増築されており、見るからに不安定に見えます。当日もその寮の方々はお休みでのんびりしていましたが、地震で倒壊したらこのような生活もなくなってしまうわけで・・・診断は重要です。

朝7時に府中を出発し、現地に到着。部隊としては我々診断チーム(なまあず)、手続きチーム(意匠設計者)、破壊担当(工事業者)、超音波担当(調査会社)、コア抜き担当(調査会社)。あと仮設もありますので自動車は5台構成です。作業所なので駐車場には困りませんが、通常にアパートなどだとこれも大変です。

我々診断チームは、各階の柱や梁をチェックし、ブレースの状態を記録。他のチームも分担された通りに調査を開始します。一番大変なのは破壊担当。思ったよりコンクリートが堅いうえ、厚いです。そして破壊し始めた場所に配管があったり、調査不能箇所があったり・・・。逆に超音波チームはあらかじめ調査箇所を選定していたうえ、広い空間もあったので、非常に短時間に終わりました。破壊担当は何カ所も壊して大変立ったと思います。その後のコア抜きやはつりも苦戦しました。図面が整っていないということは改めて大変なのだと思いました。矩計図がついていたのですが柱脚が根巻きでした。でも見るからに一目で・・・違いました(涙)なので虎の子の図面もまったく役に立たなかった訳で・・・・。事前に分かっていたことなのですが、やはり大変なものです。こうして各担当が仕事を終了したのは午後3時頃。もちろん補修も必要です。1日がかりの調査となりました。

耐震診断ってなんでこんなに高額なの?と思う人もいますし、ぼったくりでは?と公然という方もいます。しかし実際に一つ一つの作業を精査しているとそうでないことがわかります。またそれぞれの調査器具の価格、人件費、専門的技能・・・それらを考えると低価格でやれるはずはないのです。とはいえ、現実的な価格で調査できるように努力する必要があります。今回も実際の市場価格に比べればかなり安価になったのは事実ですが、果たして他にも方法がなかったか?これから精査する必要があるでしょう。

とはいえ、調査は無事に終わりました。これから各試験データと調査内容を合わせて診断を開始します。ここからの作業も重要で、時間がかかります。できるだけ速く仕上げたいものです。

それから・・・診断中に都内は震度3の地震に襲われました。事業所も結構揺れました。診断や補強は大地震が来る前に終わらせたいと強く感じました。