低炭素住宅認定制度


こんにちは。今日は若干肌寒いですが、北国では雪が降るかもしれません・・・ってもう5月ですよ!!

さて、ゴールデンウィークの合間の平日3日間。なぜか電話がなりません。静かですね。仕事はたくさんあるのですが(^_^;。

先日、O様邸の地鎮祭は無事終了し、地盤調査に入ります。T様邸は、金物工事が終わり明日現場チェックです。N様邸の見積も順調に進みました。K様邸はプラン変更が多く発生したため、ちょっと遅れがちですが、春の新築は概ね順調に進んでいます。

さて、今回は低炭素住宅認定制度を紹介します。

なんだか難しいネーミングですが、都市の低炭素化、いわゆる二酸化炭素の排出を抑制することを目的とした住宅向けの認定制度です。2012年12月4日に施行された新しい制度で、知名度もイマイチです。同じく今年改正された改正省エネ基準を取り入れた、新しい省エネ住宅です。似たような制度に長期優良住宅がありますが、あちらは長期間利用できる高品質な住宅なのに対し、低炭素住宅は、省エネがメインであり、ハードルが低めに設定されていることが特徴です。

認定要件は3つ。①改正省エネ基準による外皮性能を満たすこと(U値計算・η値計算)、②一次エネルギー消費量を旧改正省エネ基準より10%以上削減、③低炭素化の取り組みです。

①のうち、U値計算は、従来のQ値計算に該当するものです。純粋な建物の断熱性能を評価します。小さいほど性能が高くなっています(=省エネ性能が高い)。η値(イータ)計算は、冷房期の平均日射熱取得率です。日射の入りにくさを数値化しており、値が小さいほど冷房効率が高くなります。

②は、建物で使うエネルギー(電気・ガス)を作り出すのに必要なエネルギーを熱量で表した一次エネルギー消費量を算出し、基準となる仕様を上回らないように評価します。

①と②は2013年の改正省エネ基準そのままです。③の低炭素化の取り組みは、低炭素住宅認定制度のきもです。8項目ある取り組みのうち、2つ採用すればいいのです。うち、1つは「木造住宅」という基準なので、木造住宅の場合は、残りの7つから1つだけ満たせば良いので、認定要件のハードルは低いのが特徴です。1:節水機器の設置、2:雨水、井戸水、雑排水利用設備、3:HEMSまたはBEMSの設置、4:定置型の蓄電池の設置、5:ヒートアイランド対策、6:住宅の劣化の軽減、7:木造住宅、8:高炉セメント等の使用、の8つの項目があります。

メリットは、電力消費を抑えることによって、二酸化炭素の排出を抑制し、環境にやさしくなること。それに伴い電気代金が安くなること、税制の優遇等を受けられることです。長期優良住宅よりハードルが低いので、今後普及していくことと思います。なまあず本舗設計室では、この制度を早期より研究し、使う、使わないは置いておいて住宅性能アップできるように、独自の取り組みを始めています。社内で省エネ計算できる環境を整え、設計により更に省エネ化できないか?研究しています。

原発の有無も含め、判断が難しい時代ですが、長期的に見れば電力消費量を減らしておくことに反対する人は少ないでしょう。地球環境を考えれば早急に進めるべきですから。低炭素住宅認定制度はそのきっかけになってくれればと思っております。