K様邸耐震補強


おはようございます。

K様は、以前も耐震診断・補強を行ったお客様です。今回は新築を行うか?リフォームにするか、だいぶ悩まれたようです。工務店さんの意見を聞いたりしていましたが、もう一度診断をしてまだ大丈夫なのか?を確認したら?との工務店さんのアドバイスを元に、私の所に耐震診断の申し込みがありました。K様邸を診断したのは、まだ古い基準で補助金もないころでした。当時の記憶は良く残っていて、非常に立派な建物ながら、玄関付近にまったく壁が無く、その部分が非常に欠点となっていました。そのため玄関まわりや、リビングを中心に補強しました。まだ私が若い頃だったので、毎日通って現場で勉強していましたね。良い思い出です。

今回の、補強の担当は弊社の構造責任者のG。昔私が悩んだように、和室の出入り口の補強について悩んでいましたね。最終的には、基礎を新設して縁側と和室の間に耐力壁を新設する案に落ち着きました。K様は暗くなることを危惧していましたが、工務店さんの良いアイデアのおかげで、それほど暗くならずに済みました。アイデアは出し合いです。納まり的にも今回は非常に良い設計になりました。実力のある工務店さんと組んで仕事をすることは良い結果を生みますね。

雪のせいで、屋根の工事が遅れています。タイミングが悪すぎて・・・。天候も味方につけないとね。リフォーム工事の難しいところでもあります。ほとんど晴れているんですが、こないだの大雪の時が屋根工事でしたから・・・。

 

雪景色♪


おはようございます。予報通り、うっすらと雪が積もった府中。なかなかキレイです。道路も凍結しそうなほど積もっていませんし。ただ寒いです。

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さて、先週、K様邸とH様邸の耐震補強の山が超えました。すっかり現場づいている私ですが、現場で作業しているわけではありません。不器用な私が手を出すと悪影響がありますので、動きたいと思っても邪魔にならないように端っこにいるのが精一杯です。その代わり、進行状況に目を光らせ、何かあったときに対処する・・・わけです。ただし寒い日は動いていないので・・・。防寒具は普段より多めに!が大切です。この数日本当に寒かったりしましたらかね。特に朝。

さて、今週はO様邸の耐震補強再開です。長期旅行に出かけるので、その間にリビングの補強、リフォームを終わらせる作戦です。耐震補強だけでなく、断熱リフォーム、床暖房や照明の取り付け、キッチンの交換など盛りだくさんなので、留守とはいえ、結構ハードスケジュールです。安心してお任せできる施工会社とはいえ、私も頑張らねばなりません。特に3階建ての2階部分に開口フレームを入れるのは初めて。どんな事態が発生するのか?予測がつきません。無事に作業が終わるように頑張ってサポートします。そして旅行から帰ってきたO様がびっくりするような仕上がりにできればな、と思います。

H様邸耐震補強


こんにちは。ただいま出勤いたしました。午後3時・・・。はい現場から帰ってきました。

本日よりH様邸の耐震補強工事が始まりました。私は現在K様とO様の工事も見ていますので3棟平行でやらせて頂いております。

H様邸は、新築ほやほやの木造3階建て。以前から揺れるということで相談を受けていました。構造計算書からチェックさせていただき、計算間違えなどはありませんでしたが、構造上揺れやすい建物でした。しかも欠点が明らかなので、そこの部分のみ重点補強を行う形となりました。吹抜けの補強、柱の追加、制震部材の設置です。珍しく壁補強を行わないのは、建築基準法上、構造計算においても適法であり、耐震診断でも大きな欠点が見つからなかったからです。このようなケースで補強するのは稀で、普通は断るところですが、見た目にも不安定であり、確かに揺れが多いので今回引き受けました。

短期間の工事とはいえ、完成した住宅に柱を入れたり火打ちを入れたりは案外難しいものです。今回も信頼のおける施工者に依頼しました。柱を継ぐ部分は見ていても緊張しましたね。同じような現場は何度も見てきているのですが。思ったよりすんなり行きました。事前準備がしっかりしていたことが勝因でしょうね。火打ちまで入れたところで私は帰ってきました。あとは石膏ボードを貼ってクロスを貼るだけです。

明日は外側です。こちらも工数の少ない工事ですが、手間がかかります。腕の見せ所です。こちらも設計通りの性能が出てくれればお客様に満足いただけると思っております。頑張って監理いたします!

未知の災害だってたくさんあるのです


地震・雷・火事・親父・・・・昔の人が怖いといっていたものです。先の3つのうち地震は今でも怖いけど、最後は・・・。また中の二つもかなり被害は減りつつあります。

そんなことはさておき、天文ファンなら誰でも知っているオリオン座の一等星、ベテルギウスが、近いうち(星の近いうちというのは数百年も先も含みます!)に爆発するかもしれないと話題になっています。

ベテルギウスは、冬のオリオン座の赤い星。超巨大な星で、太陽の約900倍(異説あり)というべらぼうに大きいです。この15年で15%も小さくなるなど、爆発の兆候が見られるそうです。

600光年(光の速さで600年)以上離れた、気の遠くなるような遠さの星ですが、天文学上では結構近所の星。地球から見られる恒星では、太陽の次に視直径(地球から見える見かけの直径)が大きいことで知られています。つまり近くて大きいのです。

そんなベテルギウスがもし爆発すると、超新星爆発という宇宙的にも非常に大きな爆発が起こる可能性があるのです。これほど遠くても地球に影響がでる可能性はあります。

なにしろそんな大きな爆発が地球の近くで発生した歴史は人間が発生し記録している範囲では1回もありません。歴史上、唯一記録が残っている比較的近い超新星は、1054年7月4日(それでもかなり古いですね)、世界各国で観察された、おうし座の超新星で、中国、日本、アラブにおいて、23日間にわたって日中でも!見えるほど輝いた記録が残っています。また653日間も夜空に見えた、大爆発です。もちろん当時の詳しい観測があろうはずもないですが、その残骸は、現在でも「かに星雲」という有名な星雲として名付けられています。これも宇宙的には太陽に近い7000光年離れた場所でしたが、ベテルギウスはその1/10。しかも大きさは、そのときを凌ぐ可能性があるわけですから、少なくとも地球から月と同じ程度の明るさになる可能性があります。

そして、超新星爆発には不明点も非常に多いのですが、ガンマ線が飛んできて、地球のオゾン層を傷つけ消滅させる可能性もあります。すると人類・生物に有害な宇宙からの光線が地上に降り注ぎ、多大な被害がでる可能性も残っています。

地球の誕生からの年月を見れば、人間が登場してからの時間なんてほんの一瞬です。その一瞬ですべてをわかっているような顔するのは傲慢です。たぶん、人間が生まれる前には、我々が知らない災害はいっぱいあったんでしょうね。恐竜の絶滅だけでなく、さまざまな謎が地球には残されています。そんな災害に備えることは不可能です。だからこそ予測できる災害に関しての備えくらいはしっかりしておかないと!と思います。

年末の耐震診断・補強の報告


おはようございます。また東京では雪が降る可能性が高くなりました。早ければ今晩から降りそうです。また積もるかどうかは不明ですが、念のため雪の準備は怠らないようにしましょう。

さて、昨年は耐震診断・耐震補強のお仕事を多数いただきましたが、年末にさしかかってしまったので報告が今年になったものが多くご迷惑をおかけしました。もっとも工事自体は昨年末に無事終わっているので、その内容報告ということです。

耐震補強は、工事が主役なのはいうまでもありませんが、設計事務所もやることが多いのです。日々の工事の進捗状況の管理、お客様への説明、設計変更などの対応など。そして工事が終わったら写真の整理、工事台帳の整備、市提出書類の作成なども仕事の一つです。また工事から少し経過したあとでの報告は、お客様が実際に住んでみて、不具合などを確認するいい期間となっています。そのため、用意ができても多少遅めに報告するようにしています。

耐震診断の場合は、年末年始の休みのため、休み前にまとめます。しかし審査を行う機関(府中部会)は、お休みなので、通常より長時間審査に時間がかかってしまいます。こればかりは仕方がありませんがお客様に説明してご了承いただいております。そしてようやく報告が終わりました。補強にも興味を示して頂き、これから補強設計・見積作業に移行します。

昨年ほどたくさん診断・補強の予定はありませんが、1~2月はまだ混雑していますね。春先に診断を行いたい皆様。今のうちにご相談くださいませ。

今日の現場より


こんにちは。めずらしくこの時間に出社です。朝から現場を回っていましたのでこの時間になりました。すっかり乗り遅れた気分。

まずは23区内の現場へ。まだ雪が残っていますね。電車に乗るのになれていないので分倍河原で上りと下りと間違えて乗りそうになる。寝ぼけていますね・・・。

昨日の工事でJ耐震開口フレームを入れました!いつもお世話になっている材料なのに、意外にもリフォームでは初めての利用。現場の評判も悪くありません。ちょっと重かったといっていましたが。

J耐震開口フレームは、通常地震に弱い窓やドアがある開口部といわれる場所の補強部材です。非常に高価ですが耐震効果は抜群ですし壁を造らなくて良いので狭小住宅では非常にメジャーな材料です。

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今回は玄関ドアの交換があったので、玄関にいれました。新築では(自分では)絶対に使わない位置ですが、これも結構有効かもしれません。避難するとき玄関がゆがまなければ脱出しやすいですしね。今後もこの使い方を提唱していこうと思います。

府中の現場も行きました。屋根工事中だったのに、雪が降って・・・という最悪の展開。まだ屋根に雪が残っていますね。あと少しだけ雪が降るのが遅れたら良かったのに・・・。まあ天気のことは文句言っても仕方がありませんね。

今年の現場は比較的順調に進んでいます。ありがたいことです。まあ細かな部分では予想外のこともありましたが、きちんと対応できました。

 

今年のリフォームでうれしいのは、施主様が非常に良い人ばかりということです。非常にうれしいのは施主様が、こんなものを職人の皆様に用意してくれました!

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はい。缶ウォーマーです。寒いので職人さんも大喜び!休憩時に暖かい缶コーヒーを買いに行かないでも飲むことができます。このような配慮は本当にうれしいです。我々は別に何も提供されなくても頑張ってやっていますが、このような配慮があると更に頑張りたくなります。現場環境が良好なのは、こんな心遣いもあるからでしょうね。ありがとうございます!

昨日は阪神大震災から18年という事もあり、震災関連のテレビ番組をチェックしました。そして改めて我々の果たすべき役割の重さを実感しました。気を引き締めて頑張ろうと思います。

 

阪神大震災から18年で失ったもの


おはようございます。大雪から数日経ちましたが、気温があがらないこともあり雪がなかなか消えません@東京。皆様いかがお過ごしでしょうか?

今日は阪神大震災から18年。だいぶ報道も減りましたが、未だに大きな影響が残っています。もちろん町はきれいになり当時の面影も少なくなりました。近代化した大都市を襲った日本では唯一の大地震ということもあり、6千人以上の犠牲者を出しました。その教訓は、住宅設計にも活かされ、避難方法、家具の固定器具、マップなど飛躍的に進歩しました。災害対策も阪神大震災を教訓に立てられ、行政の対応も進化しました。

しかし、東日本大震災のような、また未知の災害にはやはり無力だったり、力及ばずというところは多いです。一度だって同じ災害なんてありませんから。

それよりも、阪神大震災から18年で、当時はあったものが今は無い、もしくは退化しているものも数多くあることを忘れてはなりません。笹子トンネル崩落事故に見るように、インフラは確実に老朽化が進んでいます。18年といったら相当ですね。さまざまな安全策をとる技術が上がってきたとはいえ、急ピッチに進んだ高度経済成長下の建造物すべてをチェック、補強、リプレースするには途方も無い時間がかかります。新たに作ったものが安全かもしれませんが、それ以外・・・となると安全対策が万全かどうかはかなり疑問が残ります。

物的のものだけではありません。18年前に比べ、日本の人口構成はかなりいびつになってきています。いうまでもなく超高齢化社会に突入し少子化問題も、震災に対して弱い時代に突入します。また働き盛りの若者の所得が薄くなったことも問題です。いざというときしのげる財力があるか?また助けにいく余力があるか?など深刻な問題が残ります。いうまでもなく国だって頑張るでしょうけど、震災時は地域コミュニティが重要になります。そのコミュニティだってどんどん弱くなっています。阪神大震災のときに比べ、東京でみても材木屋は大幅に減ってしまいました。府中で見ても緊急時に避難や自衛隊が駐屯できそうな畑や田んぼも急激に減りました。ということは仮設住宅だって・・・。

備えを万全に、と言う意味では阪神大震災のころとは比べものにならないくらい、進んでいると思います。しかしまだ十分ではありません。そして退化している部分。これからは、ここにクローズアップしていかなければなりませんね。

我々もこの節目に、住宅の耐震化という使命を果たしつつも、更に他にできることがないか?考える時期になってきています。補強時の防火対策、擁壁・ブロック塀の点検、家具固定の指導、やるべきことはいくらでもあります。出来ることから丁寧に行っていこうと思いますので、今後ともよろしくお願いします。