二種類の耐震補強の耐力壁


おはようございます。テレビをつければ選挙報道ばかり。しかし政党名は覚えられないくらい乱立し、まとまっていく・・・告示後にもう一度整理しなおす必要がありそうでわかりにくいですね。特に東京はダブル選挙ですから・・・・。

さて、選挙はともかく、我々も現場で頑張っています。I様邸の和室の耐力壁の施工が終わりました。

和室をクロス施工するため、耐力壁はかべ大将の真壁仕様としました。かべ大将はワンパッケージに壁材から金物まで含まれていて便利なのですが、意外に施工しにくいのが欠点です。特に真壁仕様はかなりの難易度です。和室の納まりは昔の施工はバラバラですからね・・・。金物が止まらなかったり・・・なんてことも。だからこそ、補強設計者は、様々な事態に精通し、正しく力が伝達できるような施工方法を熟知しておかなければなりません。ただつけるだけでは効果がないのです。そのために施工者と設計者は別々なほうがいいですね。なまあず本舗も施工をやったら?といわれるのですが、頑なに設計事務所としての立場を貫いているのは、そのメリットが高いからです。工事によっては割高になるのは否めません。しかしそれだけの信頼にお答えして、良い設計監理ができればと思っています。

さて、もう一つの耐力壁は、タイガーグラスロック耐力壁です。ちょっと特殊な壁で知名度は低いのですが、高強度な壁です。施工方法が柔軟で、床勝ち、床・天井勝ちなど細かく設定できます。かべ大将と異なり板だけでの納品で、その他の材料は自分で揃えなければなりません。ただかべ大将でも、付属の金物が使えないケースも多いので、このほうが便利!ということもあります。施工場所などによって使い分けています。場数を踏まないとなかなかわからないことなのですが・・・。