設計事務所に設計を依頼する意味


おはようございます。昨晩は寒かったですね@府中。お通夜に行ったのですがかなり着込んでいきました。打って変わって今朝は良い天気です。

設計事務所をやっているというと「設計料高いんでしょう?」と聞かれるのはいつものこと。ここで普通の設計者なら、「そうでもないんですよ」とか「実際は・・・」とか答えます。

しかし、家を建てるときの金額は、総額で考えるべきで、また個人の価値観でも変わってきます。その総額も設計事務所が高いと感じる人が多いのも事実です。世間的な目安の設計監理料は、工事費の10%程度といわれています。2000万円の建物だったら200万円というわけです。200万円あれば、上級のキッチンを導入できるし、仕上げも豪華にできますね。そこを除けたら・・・と思うのは自然な話ですし私もそう思います(思うなって・・・)。

私は、家を建てよう♪と思うときに、自分の好きな建物を建ててはいけない!と思っています。人間の好みはコロコロ変わっていきます。なので好き嫌いで家を建てるのは失敗の元です。そもそも賃貸でもいいかもしれませんし、マンションでもいいかもしれません。建売がいいかもしれません。さまざまな選択肢があると思うのです。だから設計事務所に頼むというのも一つの選択肢であって、それが一番良い!なんて私も思っていません(自信過剰な建築家ならそうおもうかもしれませんが~)。

ただ、その根本時点から相談できるところは、日本では皆無です。不動産さんが、比較的その役を担っていますが、彼らは不動産の専門家であって、住生活や住宅の専門家ではありません。そのため人にもよりますが、若干荷が重いと思います。銀行も同様です。お金の専門家で、ローンなど住宅に関わる重要な部分を担っていますが・・・住生活や住宅の専門家ではありません。ついでにいうなら、ハウスメーカーや建築設計事務所だって、住宅や建物の専門家かもしれませんが、住生活の専門家ではない場合がほとんどだし、専門分野の細分化によって総合的に相談できる人が減ってきているのも問題です。

なまあず本舗設計室は、そういうことを相談できる設計事務所を目指しています。もちろん我々にお任せ頂ければ嬉しいのですが、相談のうえ、お客様が目指すべき方向が見つかり他の選択肢を選んで良かったと感じて頂ければ、それも嬉しいことです。

そこで、我々に依頼する意味を考えてみたら・・・比較的自由な設計(メーカーなどは結構制約があります)、構造に自信(構造設計の事務所だから当たり前)、多くの良好な地元の施工店を持っている(長年府中でやってきていますから。他の地域は・・・)、などなどです。というわけであまりアピールしません(笑)。いくらいいと言われる建築家でも相性はあります。結婚と同じで家造りも相性で決まってくると思います。もちろん技術者の側面もあるわけで、技術的に確かでないところは論外です。まずは、なまあず本舗設計室を見つけてくださった方に、我々を良く知って頂き、いいな!と思われる事務所を目指していきたいと思っています。

つまり意味などと難しく考えないで、皆さんの人生設計にあった方向が設計事務所でえられるのであれば、設計事務所に相談してみましょう。あまり堅苦しく考えることはありません。設計事務所が敷居が高いというのは間違いです。ホームページなどでも設計者は探せますから。ただ出来ればその土地に根ざした設計者を選んだ方がいいと思います。地盤や気候、地域特性など熟知して設計してくれると思います。