御嶽山噴火について

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おはようございます。連日、御嶽山噴火のいたたまれないニュースが飛び込んできています。被害者の皆様に心からお見舞い申し上げるともに、早期の噴火の沈静化を願ってやみません。

今回の噴火は、現在の情報によると水蒸気噴火に分類され、それほど大きな規模の噴火ではないそうです。被害者が多かったのは、登山シーズンであり、多くの登山客が山頂付近にいたことが原因のようです。私は登山には詳しくないのですが、まさか3000m級の高山にあれだけたくさんの登山客がいたとは想像できませんでした。近年の登山ブームもあるのでしょうか??

水蒸気噴火は、火山の地下水をマグマなどの熱で熱せられ、気化して大量の水蒸気が発生し、その圧力が急速に上昇することによって発生します。よってマグマ噴火などに比べ、進行が早く予知しにくい傾向にあるそうです。実際、今回の噴火前に、地震が急増していたそうですが、専門家も噴火までは予測していなかったようです。地震が増えたから必ずしも噴火する・・・わけではないし、実際地震が急増したというニュースは日本中至る所で報道されていますが、それで噴火や大災害になったというのは希だと思います。ただ、近年の噴火などが事前に予測されていたりしたため、噴火は予測できると勘違いしている人も多かったようです。

自然現象は未だ解明されていないことが多く、誤解している部分もあると思います。ネットなどの情報を鵜呑みにするのも危険です。少なくとも「絶対」ということはないことを理解して生活していきたいものです。